錦織はギロンから一度もブレークポイント奪えず最終セットに持ち込まれる [東京2020]

写真はマルコス・ギロン(アメリカ)(Getty Images)


 1年遅れでの開催となる世界的なスポーツの祭典「東京オリンピック2020テニス競技」(東京都江東区・有明コロシアムおよび有明テニスの森公園コート/7月24日~8月1日/ハードコート)の男子シングルス2回戦で、日本の錦織圭(日清食品)がマルコス・ギロン(アメリカ)と対戦。第1セットを6-7(5)で落としたギロンが第2セットを6-3で取り返し、最終セットに持ち込まれた。

 第2セット第1ゲームをキープできなかった錦織はギロンのサービスゲームでは一度もチャンスを作れず、最後にもう一度ブレークされてしまった。

 両者は今回が初対戦。錦織は1回戦で第5シードのアンドレイ・ルブレフ(ロシア)を6-3 6-4で破り、2018年11月以来の対トップ10勝利を挙げて勝ち上がっていた。

 オリンピックに4大会連続出場となる31歳の錦織は、2016年リオデジャネイロ五輪(ハードコート)で銅メダルを獲得。3位決定戦でラファエル・ナダル(スペイン)を6-2 6-7(1) 6-3で倒し、テニス競技でメダルを獲得した96年ぶりの日本人選手となる快挙を成し遂げた。

 この試合の勝者は次のラウンドで、イリヤ・イバシカ(ベラルーシ)と対戦する。イバシカは2回戦で、ミカエル・ククシュキン(カザフスタン)を6-7(4) 6-3 6-3で下しての勝ち上がり。(テニスマガジン)

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写真◎Getty Images

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