大坂なおみがセットを落とさず3回戦へ、次はベンチッチを倒したアニシモワ [オーストラリアン・オープン]

写真は大坂なおみ(フリー)(Getty Images)


 今年最初のグランドスラム大会「オーストラリアン・オープン」(オーストラリア・ビクトリア州メルボルン/本戦1月27~30日/ハードコート)の女子シングルス2回戦で、第13シードの大坂なおみ(フリー)が世界ランク54位のマディソン・ブレングル(アメリカ)を6-0 6-4で退けベスト32に進出した。試合時間は1時間5分。

 全豪に7年連続出場となる24歳の大坂は、2019年と21年にタイトルを獲得。昨年の決勝ではジェニファー・ブレイディ(アメリカ)を6-4 6-3で下し、4度目のグランドスラム制覇を果たした。

 この結果で大坂は、ブレングルとの対戦成績を1勝1敗のタイに追いついた。両者は2013年10月にロックヒル(ITF2万5000ドル/ハードコート)の2回戦で一度顔を合わせており、ブレングルが6-2 6-2で勝っていた。

 2021年シーズンの大坂は東京オリンピックを含む9大会でプレーし、18勝6敗の戦績を残した。大坂はこの大会で、キャリア初となるタイトル防衛に挑んでいる。

 大坂は次のラウンドで、第22シードのベリンダ・ベンチッチ(スイス)を6-2 7-5で破って勝ち上がったアマンダ・アニシモワ(アメリカ)と対戦する。

 そのほかの試合では第4シードのバーボラ・クレイチコバ(チェコ)、第5シードのマリア・サカーリ(ギリシャ)、第26シードのエレナ・オスタペンコ(ラトビア)、第28シードのベロニカ・クデルメトワ(ロシア)、ヌリア・パリザス ディアス(スペイン)、ワン・チャン(中国)が2回戦を突破した。3回戦ではクレイチコバがオスタペンコと、サカーリはクデルメトワと顔を合わせる。(テニスマガジン)

※名前の左に付いている数字はドロー番号、[ ]数字はシード順位、WCはワイルドカード(主催者推薦枠)、Qは予選勝者

女子シングルス2回戦|主な試合結果

○12アマンダ・アニシモワ(アメリカ)6-2 7-5 ●9ベリンダ・ベンチッチ(スイス)[22]

16大坂なおみ(日本/フリー)[13] 6-0 6-4 ●14マディソン・ブレングル(アメリカ)

○18ヌリア・パリザス ディアス(スペイン)不戦勝 ●19マリナ・ザネフスカ(ベルギー)

○25ベロニカ・クデルメトワ(ロシア)[28] 6-2 7-5 ●27エレナ ガブリエラ・ルース(ルーマニア)

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○32マリア・サカーリ(ギリシャ)[5] 6-1 6-4 ●30ジェン・チンウェン(中国)[Q]

○33バーボラ・クレイチコバ(チェコ)[4] 6-2 6-3 ●36ワン・シユ(中国)[WC]

○40エレナ・オスタペンコ(ラトビア)[26] 4-6 6-2 6-4 ●38アリソン・リスク(アメリカ)

○55ワン・チャン(中国)2-6 7-6(5) 6-3 ●53アリソン・バン ウィトバンク(ベルギー)

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写真◎Getty Images

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