ナダルが新生デビスカップでスペインを率いる準備万端

男子テニスの国別対抗戦、「デビスカップ by Rakuten ファイナルズ」(スペイン・マドリッド/11月18~24日/室内ハードコート)が、11月18日(月)に開幕する。
 
 世界ランク1位のラファエル・ナダル(スペイン)は刷新されたデビスカップでスペイン代表を率いるため、マドリッドに到着した。

「これは新しい大会だ。我々は集中しなければならない」と日曜日にナダルは語った。「最初にやるべきことはそれに慣れること、各試合が決定的なものになるのだと自覚することだ」。

 スペインはこの男子の国別対抗戦で火曜日にロシアに対して大会をはじめ、それから水曜日に前年度優勝国のクロアチアと対戦する。

 試合はナダルのお気に入りのクレーコートではなく、カハ・マジカの室内ハードコートで行われる。

デビスカップ・ファイナルズ2019|トーナメント表

「我々は厳しいグループに割り当てられ、サーフェスは言うまでもなく我々の得意とするものではない。しかし我々は皆、可能な限りよい準備をしようというモチベーションに満ちている」とナダルはコメントした。

「今日は僕のトレーニング初日だが、チームはいい練習を積んできたと聞かされた。だから、我々スペインチームの皆がいい調子で、いい戦いが見せられるよう願っている」

 ナダルは金曜日、ロンドンでのATPファイナルズのグループ・ラウンドで敗退していた。

 19度グランドスラム大会を制したナダルは、ロベルト・バウティスタ アグート、パブロ・カレーニョ ブスタ、フェリシアーノ・ロペス、マルセル・グラノイェルスらと合流する。

 デビスカップでスペインは5度優勝しているが、最後のタイトルは2011年に勝ち獲られたものだった。

 今年になってデビスカップはその形式を大きく変えてワールドカップ風のフォーマットを採用し、ひとつの会場ですべての試合を行うことになった。

 18ヵ国が3チームによる6グループに別れて総当たり戦を行い、各グループの1位と2位にの中でもっとも成績のいい2チームが決勝トーナメントに進出する。

 これまでは16ヵ国によるトーナメント戦で行われており、2ヵ国間のホーム&アウェー方式で1年を通して4度の週末に渡って様々な開催地で行われていた。(C)AP(テニスマガジン)

※写真はラファエル・ナダル(スペイン)
MADRID, SPAIN - NOVEMBER 18: Rafael Nadal of Spain trains ahead of Day one of the 2019 David Cup at La Caja Magica on November 18, 2019 in Madrid, Spain. (Photo by Alex Pantling/Getty Images)

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