ポタポワがマルティッチを下してツアー2勝目 [リンツ女子]

写真はツアー2勝目を挙げたアナスタシア・ポタポワ(ロシア)(Getty Images)


 WTAツアー公式戦の「オーバーエスターライヒ・レディース・リンツ」(WTA250/オーストリア・オーバーエスターライヒ州リンツ/2月6~12日/賞金総額25万9303ドル/室内ハードコート)の女子シングルス決勝で、第8シードのアナスタシア・ポタポワ(ロシア)が第6シードのペトラ・マルティッチ(クロアチア)を6-3 6-1で下してチャンピオンに輝いた。試合時間は1時間16分。

 21歳のポタポワがWTAツアーの同種目でタイトルを獲得したのは、昨年7月のプラハ(WTA250/ハードコート)以来でキャリア2度目となる。ツアー決勝での戦績は、2勝3敗となった。

 この結果でポタポワは、マルティッチとの対戦成績を2勝1敗と勝ち越した。昨年は4月にイスタンブールの2回戦で顔を合わせ、ポタポワが6-2 6-3で勝っていた。

 今大会でのポタポワは1回戦でルチア・ブロンゼッティ(イタリア)を2-6 6-3 6-4で、2回戦でユレ・ニーマイヤー(ドイツ)を7-5 3-6 6-3で、準々決勝で予選勝者のアンナ レナ・フリードサム(ドイツ)を2-6 6-4 6-1で、準決勝ではマルケタ・ボンドルソバ(チェコ)を6-1 6-7(4) 6-3で破って決勝進出を決めていた。

 1月からここまで3勝4敗の戦績で今大会を迎えていた32歳のマルティッチは、昨年7月のローザンヌ(WTA250/クレーコート)以来となるツアー3勝目を目指していた。

 このあとに行われたダブルス決勝では、初めてペアを組んだナテラ・ザラミゼ(ジョージア)/ヴィクトリア・クズモバ(スロバキア)がフリードサム/ナディヤ・キッチュノック(ウクライナ)とのノーシード対決を4-6 7-5 [12-10]で制して優勝を飾った。


女子ダブルスで優勝を飾ったナテラ・ザラミゼ(ジョージア/右)とヴィクトリア・クズモバ(スロバキア)(Getty Images)

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写真◎Getty Images

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