前年準優勝のガウフが1セットダウンを克服して初戦に勝利 [フレンチ・オープン]

写真はココ・ガウフ(アメリカ)(Getty Images)


 今年2つ目のグランドスラム大会「フレンチ・オープン」(フランス・パリ/本戦5月28日~6月11日/クレーコート)の女子シングルス1回戦で、第6シードのココ・ガウフ(アメリカ)が1セットダウンを克服してレベッカ・マサロバ(スペイン)に3-6 6-1 6-2で逆転勝利をおさめた。試合時間は1時間46分。

 ロラン・ギャロスに5年連続出場(2019年の予選敗退含む)となる19歳のガウフは昨年の大会で決勝に進出し、イガ・シフィオンテク(ポーランド)に1-6 3-6で敗れはしたがグランドスラム自己最高の準優勝をマーク。ジェシカ・ペグラ(アメリカ)とのダブルスでも決勝進出を果たしたが、カロリーヌ・ガルシア/クリスティーナ・ムラデノビッチ(ともにフランス)に6-2 3-6 2-6で逆転負けを喫していた。

 2018年にはジュニアの部でチャンピオンに輝いた実績を持つガウフは次のラウンドで、予選勝者のアランチャ・ラス(オランダ)を6-2 6-3で破って勝ち上がったユリア・グラベール(オーストリア)と対戦する。

 そのほかの試合では第7シードのオンス・ジャバー(チュニジア)、リンダ・ノスコバ(チェコ)、ワイルドカード(主催者推薦枠)で出場したディアン・パリー(フランス)、ワン・シンユー(中国)、レベッカ・ピーターソン(スウェーデン)、予選勝者のオルガ・ダニロビッチ(セルビア)、オセアン・ドダン(フランス)、予選勝者のミラ・アンドレエワ(ロシア)が2回戦に駒を進めた。

 前哨戦のローマ(WTA1000/クレーコート)で準優勝を飾った第25シードのアンヘリーナ・カリニーナ(ウクライナ)がパリーに2-6 3-6で、第31シードのマリー・ブーズコバ(チェコ)はワンに4-6 6-7(5)で敗れ、それぞれ初戦でシードダウンを喫した。

※名前の左に付いている数字はドロー番号、[ ]数字はシード順位、WCはワイルドカード(主催者推薦枠)、Qは予選勝者、Ret.は途中棄権

女子シングルス1回戦|主な試合結果

○5レベッカ・ピーターソン(スウェーデン)6-2 6-0 ●6フィオナ・フェロ(フランス)[Q]

○7ワン・シンユー(中国)6-4 7-6(5) ●8マリー・ブーズコバ(チェコ)[31]

○26ディアン・パリー(フランス)[WC] 6-2 6-3 ●25アンヘリーナ・カリニーナ(ウクライナ)[25]

○27ミラ・アンドレエワ(ロシア)[Q] 6-2 6-1 ●28アリソン・リスク アムリトラジ(アメリカ)

○30ユリア・グラベール(オーストリア)6-2 6-3 ●29アランチャ・ラス(オランダ)[Q]

-----

○32ココ・ガウフ(アメリカ)[6] 3-6 6-1 6-2 ●31レベッカ・マサロバ(スペイン)

○35リンダ・ノスコバ(チェコ)6-3 2-1 Ret. ●36ダンカ・コビニッチ(モンテネグロ)

○59オルガ・ダニロビッチ(セルビア)[Q] 6-3 6-2 ●60カテリーナ・バインドル(ウクライナ)

○62オセアン・ドダン(フランス)0-6 6-2 6-1 ●61セレーナ・ヤニチェビッチ(フランス)[WC]

○64オンス・ジャバー(チュニジア)[7] 6-4 6-1 ●63ルチア・ブロンゼッティ(イタリア)

続きを読むには、部員登録が必要です。

部員登録(無料/メール登録)すると、部員限定記事が無制限でお読みいただけます。

いますぐ登録

写真◎Getty Images

Pick up

Related

Ranking of articles