高校を舞台に男子国際大会「柳川高等学校男子国際オープン」の12月開催に向け、テニスコートをリニューアル

(左から/敬称略)福井烈、植田実、田島幹夫、眞鍋和弘(博運社)、古賀賢、松岡修造


 12月に2週にわたり開催が予定されている男子国際大会「柳川高等学校男子国際オープンテニス」(新規大会)に向け、同校はテニスコートをリニューアルし、その完成式典を11月18日、同校センターコートで行った。

 式典のオープニングでは主催者を代表し、柳川高校理事長校長である古賀賢氏が多くの出席者が見守る中、完成したばかりのブルーが眩しいテニスコートの上で挨拶を行った。 



「株式会社博運社 眞鍋和弘社長より、センターコートを寄付していただきました。ありがとうございました。このセンターコートで12月に男子国際大会を開催いたします。ここから世界に羽ばたく選手が生まれるよう、柳川高校テニス部は大きく目標設定を変えて参ります。皆さま、今後ともご支援ご協力を賜りますようよろしくお願い申し上げます」

 この式典には柳川高校テニス部OBも多数出席した。OB会を代表して福井烈氏と松岡修造氏が挨拶を行った。


福井烈氏

「50年前にこの柳川のコートで古賀通生先生、田島幹夫先生から毎日、日付が変わるまで練習させられました。苦しかった、つらかった思い出ですが、今では最高の思い出です。ここ柳川で国際大会が開催され、選手が世界のテニスを自分の目で見て感じることは何より大切なことです。この素晴らしい環境を活かし、(選手の皆さんは)もっともっと自分を鍛えていってください」(福井氏)


松岡修造氏

「柳川高校のテニスコートには世界で唯一の空気感があります。これまでの監督・選手の並々ならぬ思いがこのコートには詰まっています。さあ、始まりは柳川高校テニスコートから。新たな高校テニスのスタートが本当に楽しみです」(松岡氏)

 来賓を代表して挨拶を行ったのはヨネックスジャパン社長の米山修一氏。

「柳川高校テニス部は日本のテニスを長きにわたり支えてこられました。国際大会を高校に誘致されたことは、世界初ではないでしょうか。選手の皆さん、どうぞ国際大会から多くを学び、そして成長していただけたら幸いです。頑張ってください」(米山氏)




 リニューアルされたテニスコートで、オープニングを飾るメインイベントとなったのがダブルスゲーム。福井氏/武方駿哉選手(同校テニス部3年)のペア対田島氏(同2代目監督)/古賀賢氏のペアが対戦し、10ポイントタイブレークを行った結果、10-5で福井氏/武方選手のペアが勝利した。試合実況を務めた松岡氏は、全ポイントに熱い思いを込めて解説し、涙と笑いを誘っていた。


(左から)古賀氏、田島氏、松岡氏、岡村徳之氏、安永清美氏、福井氏

 歓迎アトラクションも披露され、柳川高校各部を代表して吹奏楽部、フラダンス部、ダンス部、男子テニス部が登場。


吹奏楽部


ダンス部


アトラクションを楽しむ出席者の皆さん

 この完成式典を機に柳川高校のテニスコートはコートネーミングを設定。古賀氏が各コートを紹介し、コートプレートをネーミングの元となった本人らに手渡しした。これまでの1番コートは「FUKUI COURT」、2番コートは「KOGA COURT」、3番コートは「SHUZO COURT」、8番コートは「博運社 Center COURT」と呼ばれる。

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写真提供◎柳川高等学校

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