20歳のシュナイダーが今季3勝目、3つのサーフェスすべてでタイトルを獲得 [ハンガリアン・グランプリ]

写真はロスシー・クラシックでのディアナ・シュナイダー(ロシア)(Getty Images)


 WTAツアー公式戦「ハンガリアン・グランプリ」(WTA250/ハンガリー・ブダペスト/7月15~21日/賞金総額23万2244ユーロ/クレーコート)の女子シングルス決勝で、第1シードのディアナ・シュナイダー(ロシア)がアリャクサンドラ・サスノビッチ(ベラルーシ)を6-4 6-4で下して優勝を飾った。

 20歳のシュナイダーがWTAツアーでタイトルを獲得したのは、2月のホアヒン(ハードコート)と先月のバート ホンブルク(グラスコート)に続きキャリア3度目(準優勝1回)となる。30歳のサスノビッチはこれが5度目のツアー決勝だったが、5連敗を喫した。

 今世紀に入って左利きの女子選手は同じ年に3つの異なるサーフェスで開催された大会を制したのは、2011年&18年のペトラ・クビトバ(チェコ)と2015年のアンジェリック・ケルバー(ドイツ)に次いでシュナイダーが3人目となる。

 乱戦となった第1セットをワンブレーク差で先取したシュナイダーは第2セット2-0から2-4に逆転されたが、続く3ゲームを連取して1時間35分で勝利を決めた。

「素晴らしい試合だった。プレーしていて楽しかったし、エキサイティングなラリーもあったから観客の皆さんも楽しんでくれていたらうれしいわ」とシュナイダーは試合後にコメントした。

「優勝できて凄くうれしい。ここまでは私にとって素晴らしいシーズンになっている」

 今季を世界ランク97位で始めたシュナイダーは自己最高の28位で今大会を迎えたが、今週の結果で初のトップ25入りが確定した。

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写真◎Getty Images

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