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2024-09-05

海外ニュース

ムチョバが体調の問題に直面しながらもアダッド マイアにストレート勝利で2年連続ベスト4進出「少し奇妙な試合だった」 [USオープン]

テニスマガジン編集部

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写真は2年連続となるベスト4進出を決めたカロリーナ・ムチョバ（チェコ）（Getty Images）

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　シーズン最後のグランドスラム大会「USオープン」（アメリカ・ニューヨーク／本戦8月26日～9月8日／ハードコート）の女子シングルス準々決勝でカロリーナ・ムチョバ（チェコ）が第22シードのベアトリス・アダッド マイア（ブラジル）を6-1 6-4で下し、2年連続となるベスト4進出を決めた。

　1ゲームしか落とさず第1セットを先取したムチョバは第2セット3-2から一度だけサービスダウンを喫したが、直後にもう一度ブレークして1時間25分で試合を締めくくった。

　第2セットの途中にやや調子を落としたムチョバは医療スタッフを呼ぶなどして何度かコートを離れたが、集中力を切らすことなく勝利をおさめた。

　昨年の同大会で4強入りしたムチョバは世界ランク自己最高の8位に浮上しWTAファイナルズの出場権も獲得したが、結果的にそこから彼女曰く「最悪でもっとも深刻な」手首のケガにより約9ヵ月の戦線離脱を余儀なくされた。ムチョバは2月に手術を受けて6月に復帰し、今季はパリ五輪を含め7勝4敗の戦績で大会を迎えている。

「少し奇妙な試合だったと言わざるを得ない。多くの問題があったけど、それについてはコメントを控えたい。トイレに行っては戻ってと、何とか乗り越えることができてよかったわ。心配をかけていたら申し訳ないけど、そうするしかなかったの」とムチョバは試合後のオンコートインタビューで語った。

「準決勝に戻ってくることができて本当にうれしい。大会前には想像もしていなかった。次は凄くタフでエキサイティングな試合になると思う」

　ムチョバはキャリア4度目のグランドスラム準決勝で、第1シードのイガ・シフィオンテク（ポーランド）を6-2 6-4で破って勝ち上がった第6シードのジェシカ・ペグラ（アメリカ）と対戦する。

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写真◎Getty Images

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