サバレンカがマッチ14連勝、ベスト16が出揃う [チャイナ・オープン]

写真はアーニャ・サバレンカ(ベラルーシ)(Getty Images)


 WTAツアー公式戦「チャイナ・オープン」(WTA1000/中国・北京/9月25日~10月6日/賞金総額895万75610ドル/ハードコート)の女子シングルス3回戦で、第1シードのアーニャ・サバレンカ(ベラルーシ)がアシュリン・クルーガー(アメリカ)を6-2 6-2で下してベスト16に進出した。

 立ち上がりに4-0と好スタートを切って第1セットを先取したサバレンカは第2セット1-0から一度だけサービスダウンを喫したが、ふたたび突き放すと最初のサービング・フォー・ザ・マッチをきっちりキープして1時間14分で快勝した。

 3度目のグランドスラム制覇を果たしたUSオープンからの再スタートを切ったサバレンカは、8月のシンシナティから続いている連勝を「14」に伸ばした。

「今は最高のテニスができていないかもしれないけど、自分の感情をや自分自身をコントロールする方法がほとんどの試合で踏み止まるのに役立っていると思う。そのおかげで難しい状況でも戦い続け、最高のテニスをし続けることができるの」とサバレンカは試合後にコメントした。

 サバレンカは次のラウンドで、第13シードのベアトリス・アダッド マイア(ブラジル)を6-3 6-3で破って勝ち上がった第18シードのマディソン・キーズ(アメリカ)と対戦する。

 前日に雨で消化できなかったボトムハーフ(ドローの下半分)の女子シングルス3回戦では、第10シードのアンナ・カリンスカヤ(ロシア)と大坂なおみ(フリー)が勝利をおさめた。

 そのほかの試合では第5シードのジェン・チンウェン(中国)、第17シードのミルラ・アンドレエワ(ロシア)、第31シードのマグダ・リネッテ(ポーランド)、第34シードのアマンダ・アニシモワ(アメリカ)、カロリーナ・ムチョバ(チェコ)、クリスティーナ・ブクサ(スペイン)が勝ち上がり、ベスト16が出揃った。

 シード対決ではアンドレエワが1セットダウンから巻き返して第16シードのドナ・ベキッチ(クロアチア)に3-6 6-4 6-4で競り勝ち、リネッテが第3シードのジャスミン・パオリーニ(イタリア)を6-4 6-0で倒し、アニシモワが第9シードのダリア・カサキナ(ロシア)を7-6(1) 6-4で退け、ブクサは第24シードのエリース・メルテンス(ベルギー)に4-6 6-2 6-2で逆転勝利をおさめてシードダウンを演じた。

 トップハーフ(ドローの上半分)の4回戦ではジェンがアニシモワと、アンドレエワがリネッテと、ムチョバはブクサと顔を合わせる。

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写真◎Getty Images

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