日比野菜緒はタウソンに今季2連敗でシングルスでの本戦初勝利ならず [東レPPO]

写真はチャイナ・オープンでの日比野菜緒(ブラス)(Getty Images)


 国内最大のWTAツアー公式戦「東レ パン・パシフィック・オープンテニス」(WTA500/東京都江東区・有明コロシアムおよび有明テニスの森公園コート/本戦10月21~27日/賞金総額92万2573ドル/ハードコート)の女子シングルス1回戦で、日比野菜緒(ブラス)はクララ・タウソン(デンマーク)に2-6 3-6で敗れた。試合時間は1時間23分。

 前週の大阪(WTA250/ハードコート)で8強入りしたあと東京入りしたタウソンは予選決勝で敗れたが、欠場者が出たためラッキールーザーで本戦入りが決まっていた。日比野は3月のインディアンウェルズ(WTA1000/ハードコート)を最後にシングルスのツアー本戦で勝てておらず、マッチ11連敗となった。

 同大会に2年連続8度目の出場となる29歳の日比野は、ワイルドカード(主催者推薦枠)を受け取り4度目の本戦入り。日比野は同大会のシングルスでは本戦未勝利で、ダイレクトインだった昨年は1回戦で本玉真唯(安藤証券)に2-6 4-6で敗れいた。

 この結果でタウソンは、日比野との対戦成績を2勝1敗と勝ち越した。今シーズンは3週間前に香港(WTA125K/ハードコート)の準々決勝で顔を合わせ、タウソンが6-1 6-1で勝っていた。

 タウソンは次のラウンドで、ソフィア・ケニン(アメリカ)と対戦する。ワイルドカード(主催者推薦枠)で出場したケニンは1回戦で、第10シードのワン・シンユー(中国)を6-1 6-4で下して勝ち上がった。

 日比野は加藤未唯(ザイマックスグループ)とのペアでダブルスにもエントリーしており、初戦の相手は第1シードのガブリエラ・ダブロウスキー(カナダ)/エリン・ロウトリフ(ニュージーランド)となっている。

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写真◎Getty Images

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