青山修子/穂積絵莉の勝利で日本が準々決勝に進出 [ビリージーンキングカップ日本対ルーマニア]

写真はチームの勝利を決める2勝目を挙げた青山修子(左)/穂積絵莉(近藤乳業/日本住宅ローン)(Getty Images)


 女子テニスの国別対抗戦「ビリージーンキングカップ by ゲインブリッジ ファイナルズ」(スペイン・アンダルシア州マラガ/11月13~20日/室内ハードコート)の1回戦「日本対ルーマニア」のダブルスで日本の青山修子(近藤乳業:複47位)/穂積絵莉(日本住宅ローン:複45位)がルーマニアのモニカ・ニクレスク(複33位)/エレナ ガブリエラ・ルース(複62位)を6-1 7-5で倒し、日本が第3シードのイタリアに対する準々決勝に駒を進めた。試合時間は1時間25分。

 青山と穂積のコンビはこれが17試合目の代表戦だったが、戦績は15勝2敗となった。

 第1試合は日比野菜緒(ブラス:単152位)がアナ・ボグダン(単116位)に2-6 4-6で敗れ、第2試合のエース対決で柴原瑛菜(橋本総業ホールディングス:単135位)がジャクリーン・クリスティアン(単73位)を6-4 7-6(2)で破って1勝1敗でダブルスに勝負がかかっていた。

 今回が初対決となる両国は4月12日と13日に行われたファイナルズ予選を戦い、日本がホーム(東京都江東区・有明コロシアム/室内ハードコート)でカザフスタンを3勝1敗で、ルーマニアは中立国(アメリカ・フロリダ州フェルナンディナビーチ/クレーコート)でウクライナを3勝2敗で下してファイナルズに進出していた。

 ビリージーンキングカップは男子のデビスカップと同様に国際テニス連盟(ITF)が主催する女子テニスの国別対抗戦で、2020年に採用された新フォーマットでは昨年まで12ヵ国が3チームによる4グループに別れて総当たり戦を行ったあと各グループの1位4チームが決勝トーナメントに進出して優勝チームを決めていた。

 今回改正されたフォーマットでは8チームが1回戦を戦い、シード国4チームは初戦をBYEで免除されるため準々決勝からスタートする。試合は原則としてシングルス2試合(ベスト・オブ・3セットマッチ)とダブルス1試合(第3セット10ポイントマッチタイブレーク)で争われ、先に2勝を挙げたチームが勝者となる。

※文中の世界ランクは11月11日付、メンバーは変更可

ファイナルズ1回戦◎11月14日|日本 2-1 ルーマニア

第1試合 ●日比野菜緒(ブラス:単152位)2-6 4-6 ○アナ・ボグダン(単116位)

第2試合 ○柴原瑛菜(橋本総業ホールディングス:単135位)6-4 7-6(2) ●ジャクリーン・クリスティアン(単73位)

第3試合 ○青山修子(近藤乳業:複47位)/穂積絵莉(日本住宅ローン:複45位)6-1 7-5 ●モニカ・ニクレスク(複33位)/エレナ ガブリエラ・ルース(複62位)

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写真◎Getty Images

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