20本のサービスエースを叩き込んだエムペシ ペリカールがティアフォーを倒して準々決勝へ「最初のゲームから体が温まっていた」 [ブリスベン国際]

写真はジョバンニ・エムペシ ペリカール(フランス)(Getty Images)


 2025年ATPツアー開幕戦のひとつとなる「ブリスベン国際」(ATP250/オーストラリア・クイーンズランド州ブリスベン/12月30日~1月5日/賞金総額76万6290ドル/ハードコート)の男子シングルス2回戦で、21歳のジョバンニ・エムペシ ペリカール(フランス)が第4シードのフランシス・ティアフォー(アメリカ)を6-4 7-6(4)で倒してベスト8進出を決めた。

 試合を通して20本のサービスエースを叩き込んだエムペシ ペリカールは5-4から2度目のブレークポイントをものにして第1セットを先取し、第2セット1-1から15-40のピンチを凌いでキープするともつれ込んだタイブレークを制して1時間32分で勝利をもぎ取った。

 立ち上がりからサービスが冴えていたことを指摘されたエムペシ ペリカールは、「最初のゲームから体が温まっていた。サービスの速度は見ていなかったけど、時速230kmオーバーと言うのは凄く速いからうれしいよ」と答えた。

「いい試合だった。フランシスとの対戦は決して簡単じゃないからね。第1セットはうまくいったけど、第2セットでは苦戦を強いられた。相手のセカンドサーブにプレッシャーをかけようとしてうまくいったから、今日のパフォーマンスには満足している」

 昨年のATPアワードでもっとも上達した選手賞に選ばれたエムペシ ペリカールは次のラウンドで、ラッキールーザー(欠場者が出たため本戦出場権を得た予選敗退選手)のドゥサン・ラヨビッチ(セルビア)を6-3 6-2で破って勝ち上がった19歳のヤクブ・メンシク(チェコ)と対戦する。

 そのほかの試合では第1シードのノバク・ジョコビッチ(セルビア)がガエル・モンフィス(フランス)とのベテラン対決を6-3 6-3で制し、ライリー・オペルカ(アメリカ)はマッテオ・アルナルディ(イタリア)に7-6(9) 7-6(4)で競り勝ち、勝ち上がった両者が準々決勝で対決することになった。

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写真◎Getty Images

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