元世界ナンバーワンの大坂が産休から復帰後初の4強入り「3セットマッチをプレーできてよかったと感じている」 [ASBクラシック]

写真は大坂なおみ(フリー)(Getty Images)


 2025年WTAツアー開幕戦のひとつとなる「ASBクラシック」(WTA250/ニュージーランド・オークランド/12月30日~1月5日/賞金総額27万5094ドル/ハードコート)の女子シングルス準々決勝で第7シードの大坂なおみ(フリー)がヘイリー・バティスト(アメリカ)に6-7(2) 6-1 6-2で逆転勝利をおさめ、準優勝を飾った2022年4月のマイアミ以来となるベスト4進出を決めた。

 雨による短い中断を経てタイブレークの末に今季初めてセットを落とした大坂は1ゲームしか与えず2度目の中断があった第2セットを取り返し、第3セットでも相手サービスゲームを2度破って2時間2分で試合を締めくくった。

 バティストは第2セット終了後にメディカルタイムアウトを取って足の治療を受けたが、流れを変えることはできなかった。

「私が重視したのは、自分に大きな信念と自信を持つことだったと思う。結果には結びつかなかったけど、昨年は1年を通してたくさんの練習を積んだ。可能な限り努力し続け、どこまでいけるかみてみようと考えているの」と大坂は試合後のオンコートインタビューで語った。

「彼女(バティスト)は素晴らしい選手よ。負傷したのは気の毒だったけど、私たちは本当に質の高い試合をしたと思う。変に思われるかもしれないけど、3セットマッチをプレーできてよかったと感じているの。自分にとって必要な経験だと思うから」

 元世界ナンバーワンの大坂は次のラウンドで、雨により延期となった第8シードのケイティ・ボリネッツ(アメリカ)とアリシア・パークス(アメリカ)の勝者と対戦する。

 そのほかの試合では20歳のロビン・モンゴメリー(アメリカ)がベルナルダ・ペラ(アメリカ)との同胞対決を6-4 6-4で制して初のツアー4強入りを決めたが、もうひとつの準々決勝は第1シードのマディソン・キーズ(アメリカ)は第5シードのクララ・タウソン(デンマーク)に4-6 4-3とリードされた時点で雨により順延となった。

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写真◎Getty Images

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