大坂がシーズン開幕戦で初の決勝進出「とにかく生き残ろうとしただけ」 [ASBクラシック]

写真は大坂なおみ(フリー)(Getty Images)


 2025年WTAツアー開幕戦のひとつとなる「ASBクラシック」(WTA250/ニュージーランド・オークランド/12月30日~1月5日/賞金総額27万5094ドル/ハードコート)の女子シングルス準決勝で第7シードの大坂なおみ(フリー)がアリシア・パークス(アメリカ)を6-4 6-2で下し、産休から復帰後の初優勝に王手をかけた。

 先にサービスダウンを喫しながらもワンブレーク差で第1セットを先取した大坂は第2セットも5-1とリードし、最初のサービング・フォー・ザ・マッチで0-40から5ポイントを連取して1時間11分で勝利を決めた。

 これに先立ちパークスは前日に雨で延期となっていた準々決勝を戦い、同胞で第8シードのケイティ・ボリネッツ(アメリカ)に6-1 6-4で勝っていた。

「メルボルン(オーストラリアン・オープン)の前週に決勝まで勝ち進んだことは一度もなかったから、私にとってキャリア初の出来事になるわね。いくつになっても常に改善点や向上できる余地があることに凄く感謝している」と大坂は試合後のオンコートインタビューで語った。

「とにかく生き残ろうとしただけよ。彼女は本当に素晴らしいショットを打っていたから、何とかもう1球打たせて運よくポイントが取れればいいと考えていたの。コードボールで1ポイントを取った。彼女には申し訳ないけど、本当にあれが必要だったわ」

 元世界ナンバーワンの大坂は決勝で、第5シードのクララ・タウソン(デンマーク)と対戦する。タウソンは前日に第2セット途中で雨により順延となっていた準々決勝で1シードのマディソン・キーズ(アメリカ)を6-4 7-6(7)で振りきったあと、引き続き行われた準決勝で20歳のロビン・モンゴメリー(アメリカ)を6-4 6-3で退けた。

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写真◎Getty Images

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