19歳メンシクがトップシードのシェルトンに競り勝ち準々決勝へ「特に精神的に厳しい試合だった」 [ASBクラシック]

写真はヤクブ・メンシク(チェコ)(Getty Images)


 ATPツアー公式戦「ASBクラシック」(ATP250/ニュージーランド・オークランド/1月6~11日/賞金総額76万6290ドル/ハードコート)の男子シングルス2回戦で、19歳のヤクブ・メンシク(チェコ)が第1シードのベン・シェルトン(アメリカ)に7-6(2) 4-6 7-5で競り勝ち8強入りを決めた。

 上位4シードは1回戦がBYEで免除されており、シェルトンはこの試合が今季の初戦だった。タイブレークの末に第1セットを先取した第3ゲームでこの試合で最初のサービスダウンを喫して第2セットを取り返えされたが、第3セット6-5で迎えた12回目のブレークポイントをようやくものにして2時間38分のバトルに終止符を打った。

「ブレークチャンスがかなりあったけど、幸運にも最後のゲームをものにすることができた。特に精神的に厳しい試合だった。とにかくいい気分だ」とメンシクは激闘を振り返った。

 メンシクは次のラウンドで、マリアーノ・ナボーネ(アルゼンチン)を4-6 7-5 6-4で破って勝ち上がった第7シードのヌーノ・ボルジェス(ポルトガル)と対戦する。

 そのほかの試合では第8シードのアレックス・ミケルセン(アメリカ)、38歳のガエル・モンフィス(フランス)、ロベルト・カルバレス バエナ(スペイン)、予選勝者のジズー・ベルグス(ベルギー)、ラッキールーザー(欠場者が出たため本戦出場権を得た予選敗退選手)のファクンド・ディアス アコスタ(アルゼンチン)、予選勝者のニシェッシュ・バサバレディ(アメリカ)が勝ち上がり、ベスト8が出揃った。

 ディフェンディング・チャンピオンで第2シードのアレハンドロ・タビロ(チリ)がバサバレディに4-6 7-5 4-6で、第3シードのセバスチャン・バエス(アルゼンチン)が同胞のディアス アコスタに4-6 6-7(1)で、第4シードのフランシスコ・セルンドロ(アルゼンチン)はカルバレス バエナに2-6 5-7で敗れ、それぞれ初戦でシードダウンを喫した。

 準々決勝ではミケルセンがバサバレディと、モンフィスがディアス アコスタと、カルバレス バエナはベルグスと顔を合わせる。

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写真◎Getty Images

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