ガウフらシード勢7人が3回戦へ、ムチョバは大坂にUSオープンの借りを返されシードダウン [オーストラリアン・オープン]

写真はココ・ガウフ(アメリカ)(Getty Images)


 シーズン最初のグランドスラム大会「オーストラリアン・オープン」(オーストラリア・ビクトリア州メルボルン/本戦1月12~26日/ハードコート)の女子シングルス2回戦で、第3シードのココ・ガウフ(アメリカ)がジョディー・バレージ(イギリス)を6-3 7-5で振りきりベスト32に進出した。

 第2セットでガウフは3-1から3-5と逆転を許したが、そこから最後の4ゲームを連取して1時間29分で試合を終わらせた。

 同大会に6年連続出場となる20歳のガウフは、昨年の大会で自己最高のベスト4をマーク。第4シードから5試合を勝ち上がり、準決勝でアーニャ・サバレンカ(ベラルーシ)に6-7(2) 4-6で敗れていた。

 昨年11月に女子トップ8によるエリート大会「WTAファイナルズ」(サウジアラビア・リヤド/室内ハードコート)で初タイトルを獲得したガウフは今季の男女混合国別対抗戦「ユナイテッドカップ」(WTA500/ハードコート)で全勝して母国の優勝(2年ぶり2度目)に貢献して今大会を迎えており、連勝を「9」に伸ばした。

 ガウフは次のラウンドで、クリスティーナ・ブクサ(スペイン)を3-6 6-4 6-4で破って勝ち上がった第30シードのレイラ・フェルナンデス(カナダ)と対戦する。

 そのほかの試合では第11シードのパウラ・バドーサ(スペイン)、第12シードのディアナ・シュナイダー(ロシア)、第17シードのマルタ・コスチュク(ウクライナ)、第18シードのドナ・ベキッチ(クロアチア)、第27シードのアナスタシア・パブリウチェンコワ(ロシア)、元世界ナンバーワンの大坂なおみ(フリー)が勝ち上がり、トップハーフ(ドローの上半分)の女子シングルス2回戦がすべて終了した。

 大坂は昨年のUSオープン(アメリカ・ニューヨーク/ハードコート)2回戦で敗れた相手である第20シードのカロリーナ・ムチョバ(チェコ)に1-6 6-1 6-3で逆転勝利をおさめ、産休から復帰後初のグランドスラム3回戦進出を決めた。

※名前の左に付いている数字はドロー番号、[ ]数字はシード順位、WCはワイルドカード(主催者推薦枠)、LLはラッキールーザー(欠場者が出たため本戦出場権を得た予選敗退選手)

大会4日目◎1月15日|主な試合結果

女子シングルス2回戦

○17ディアナ・シュナイダー(ロシア)[12] 6-4 7-5 ●19アイラ・トムヤノビッチ(オーストラリア)[WC]

○24ドナ・ベキッチ(クロアチア)[18] 4-6 6-0 6-2 ●21ハリエット・ダート(イギリス)[LL]

○25アナスタシア・パブリウチェンコワ(ロシア)[27] 7-6(2) 2-6 6-2 ●28アナスタシア・ポタポワ(ロシア)

○33ココ・ガウフ(アメリカ)[3] 6-3 7-5 ●36ジョディー・バレージ(イギリス)

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○40レイラ・フェルナンデス(カナダ)[30] 3-6 6-4 6-4 ●37クリスティーナ・ブクサ(スペイン)

43大坂なおみ(日本/フリー)1-6 6-1 6-3 ●41カロリーナ・ムチョバ(チェコ)[20]

○49パウラ・バドーサ(スペイン)[11] 6-1 6-0 ●52タリア・ギブソン(オーストラリア)[WC]

○56マルタ・コスチュク(ウクライナ)[17] 6-3 6-0 ●53ユレ・ニーマイヤー(ドイツ)

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写真◎Getty Images

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