元世界ナンバーワン大坂がリベンジマッチに2連勝で3年ぶりのグランドスラム2回戦突破「彼女はもっとも厳しい対戦相手のひとり」 [オーストラリアン・オープン]

写真は産休から復帰後のグランドスラム大会で初めて2回戦突破した大坂なおみ(フリー)(Getty Images)


 シーズン最初のグランドスラム大会「オーストラリアン・オープン」(オーストラリア・ビクトリア州メルボルン/本戦1月12~26日/ハードコート)の女子シングルス2回戦で、元世界ナンバーワンの大坂なおみ(フリー)が第20シードのカロリーナ・ムチョバ(チェコ)に1-6 6-1 6-3で逆転勝利をおさめた。

 1ゲームしか奪えず第1セットを落とした大坂は2-1から2度連続で相手のサービスゲームを破って第2セットを取り返し、第3セット第5ゲームでブレークに成功すると4-3から最後の2ゲームを連取して1時間57分で試合を締めくくった。

 大坂が四大大会で3回戦に進出したのは3年前の同大会以来だが、一児の母となってからは初となる。

 1回戦で前年の同じラウンドで敗れたカロリーヌ・ガルシア(フランス)を倒していた大坂は、昨年のUSオープンで負けていたムチョバにも勝って2試合連続で雪辱を果たした。

「とても大きな意味がある。彼女(ムチョバ)は私にとって物凄く難しい相手なの。USオープンでは私が最高のウェアを着ていたときに打ちのめされた。本当にがっかりしたし、腹が立ったわ」と大坂は試合後のオンコートインタビューで語った。

「リベンジできてよかった。リベンジは競争だから、悪いことじゃない。彼女はもっとも厳しい対戦相手のひとりだしね」

 2019年&21年大会チャンピオンの大坂は次のラウンドで、ベリンダ・ベンチッチ(スイス)と対戦する。昨年10月に産休から復帰した元世界ランク4位のベンチッチは2回戦で、スーザン・ラメンズ(オランダ)を6-1 7-6(3)で下して勝ち上がった。

 ふたりは過去5戦してベンチッチが3勝2敗でリードしているが、お互いに子供を産んでからは初対決となる。

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写真◎Getty Images

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