「ノッティンガムの借りを返す!」 1回戦でガルシアと対戦するベキッチ [東レPPO]

 国内最大のWTAツアー公式戦「東レ パン・パシフィック・オープンテニス」(大阪府大阪市・ITC靱テニスセンター/本戦9月16~22日/賞金総額82万3000ドル/ハードコート)の本戦初日のシングルス1回戦が行われる前、第7シードのドナ・ベキッチ(クロアチア)が午前中のセンターコートに現れ、キッズクリニックを行った。まず、日本の子供たちと打ち合った感想を聞いた。

キッズとミニコートでボールを打ち合ったベキッチ(写真◎東レPPO)

「子供たちはすごく情熱があって、一緒に打つことができてみんなで楽しめたと思う。彼らがうまくなるのに少しでも助けになれたらうれしい。彼らはミスをしたとき、私はもう一度ボールを出そうとしたけど、事前に言われた通り1球で下がってしまったの。もしクロアチアの子供なら、自分からその場に残ろうとしてもう一度トライするので、そこは大きな違いだなと思った」

 昨年の東レPPOテニスでベスト4に残ったが、今大会は心機一転、一戦一戦に集中する考えだ。

「ひとつでも多くの試合を戦うことが今大会の目標。昨年、東京で行われた大会とは完全に異なる環境、状況なのでまったく新しい大会だと思っている。昨年ベスト4という好結果も今大会はまったく関係ない」と気を引き締めている。

ラケットの持ち方から丁寧に指導するベキッチ(写真◎東レPPO)

 明日17日(火)はカロリーヌ・ガルシア(フランス)と1回戦を戦う。奇しくも6月に行われたノッティンガム決勝の再戦となる。

「とてもタフな試合になると思う。ノッティンガムの決勝で彼女にファイナルセット6-7(4)で敗れているし、何としても勝ちたい。あの敗戦ではすごくショックだった。今はいい準備をして、明日いいテニスが見せられるようにしたい」と抱負を語った。

キッズテニスを終えて子供たちと記念撮影するベキッチと青山修子(近藤乳業)。このあとベキッチは自身のSNS用にも自撮りで子供たちとの動画を撮影(写真◎東レPPO)

※トップ写真はキッズの前に笑顔で登場したドナ・ベキッチ(クロアチア)。(写真◎東レPPOテニス)

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