11年ぶり出場の錦織は初戦敗退、マクドナルドがツアーレベルで昨年7月以来の勝ち星をマーク [デルレイビーチ・オープン]

写真は錦織圭(ユニクロ)(Getty Images)


 ATPツアー公式戦「デルレイビーチ・オープン」(ATP250/アメリカ・フロリダ州デルレイビーチ/2月10~16日/賞金総額71万735ドル/ハードコート)の男子シングルス1回戦の男子シングルス1回戦で、元世界ランク4位の錦織圭(ユニクロ)はワイルドカード(主催者推薦枠)で出場したマッケンジー・マクドナルド(アメリカ)に6-7(4) 6-4 5-7で競り負けた。

 タイブレークの末に第1セットを落とした錦織はワンブレーク差で第2セットを取り返したが、第セット3-3からサービスダウンを喫した直後に追いついたマクドナルドが6-5からのレシーブゲームで迎えた最初のマッチポイントをものにして2時間32分で勝利をもぎ取った。

 同大会に11年ぶり6度目の出場となる35歳の錦織は、初参戦だった2008年に18歳にしてツアー初タイトルを獲得。前回プレーした2014年は初戦を突破したが、ティムラズ・ガバシュビリ(ロシア)に対する2回戦で途中棄権を強いられていた。

 この結果でマクドナルドは、錦織との対戦成績を2勝2敗のタイに追いついた。直近では2021年9月にUSオープン(アメリカ・ニューヨーク/ハードコート)の2回戦で顔を合わせ、錦織が7-6(3) 6-3 6-7(5) 2-6 6-3で勝っていた。

 今シーズンの錦織はデビスカップを含む4大会でプレーし、1月の香港(ATP250/ハードコート)で準優勝を飾るなど6勝4敗の戦績で今大会を迎えていた。

 ツアーレベルで昨年7月以来の勝ち星を挙げたマクドナルドは次のラウンドで、第8シードのアレハンドロ・ダビドビッチ フォキナ(スペイン)と対戦する。ダビドビッチ フォキナは1回戦で、ラッキールーザー(欠場者が出たため本戦出場権を得た予選敗退選手)のダニエル太郎(エイブル)を6-2 7-6(2)で下して勝ち上がった。

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写真◎Getty Images

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