男子日本勢で唯一予選突破の綿貫陽介が今季初のツアー本戦入り [ATPインディアンウェルズ]

写真は2024年ロレックス上海マスターズでの綿貫陽介(SBC メディカルグループ)(Getty Images)


 ATPツアー公式戦「BNPパリバ・オープン」(アメリカ・カリフォルニア州インディアンウェルズ/3月日5~16日/賞金総額1304万2410ドル/ハードコート)の予選決勝で、プロテクト・ランキング(ケガなどで長期休養を余儀なくされた選手への救済措置)を使ってエントリーした綿貫陽介(SBC メディカルグループ)がワイルドカード(主催者推薦枠)で出場したイーサン・クイン(アメリカ)を6-3 6-2で下して今季初のツアー本戦入りを決めた。試合時間は1時間8分。

 同大会に2年ぶりの出場となる26歳の綿貫は、前日に行われた1回戦で第1シードのマッティア・ベルッチ(イタリア)を6-1 6-2で破って初勝利を挙げていた。初参戦だった2023年は、予選1回戦でシャン・ジュンチェン(中国)に6-7(1) 6-7(3)で惜敗していた。

 本戦の組み合わせ決まり、綿貫は1回戦でアレクサンダー・ブブリク(カザフスタン)と対戦することになった。

 そのほかの男子日本勢は錦織圭(ユニクロ)がシングルスにダイレクトインしており、初戦の相手はジャウメ・ムナール(スペイン)となっている。

 BNPパリバ・オープンはATPツアーで年間9大会行われるマスターズ1000シリーズの今季第1戦で、シングルス96ドロー&ダブルス32ドローで争われる。

※名前の左に付いている数字はドロー番号、[ ]数字はシード順位、WCはワイルドカード(主催者推薦枠)、PRはプロテクト・ランキング(ケガなどで長期休養を余儀なくされた選手への救済措置)

予選結果|日本人選手

予選決勝

●47内山靖崇(日本/積水化学工業)4-6 6-3 3-6 ○46ニコラス・バシラシビリ(ジョージア)

○6綿貫陽介(日本/SBC メディカルグループ)[PR] 6-3 6-2 ●3イーサン・クイン(アメリカ)[WC]

予選1回戦

●20ダニエル太郎(日本/エイブル)[17] 6-3 2-6 4-6 ○19ラドゥ・アルボット(モルドバ)

○47内山靖崇(日本/積水化学工業)6-4 6-4 ●48ヨセフ・コバリク(スロバキア)[18]

●22トゥロター・ジェームズ(日本/Shink)2-6 4-6 ○21ユーゴ・ガストン(フランス)[6]

○2綿貫陽介(日本/SBC メディカルグループ)[PR] 6-1 6-2 ●1マッティア・ベルッチ(イタリア)[1]

上位出場選手シード順位|男子シングルス

アレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)[1]
カルロス・アルカラス(スペイン)[2]
テイラー・フリッツ(アメリカ)[3]
キャスパー・ルード(ノルウェー)[4]
ダニール・メドベージェフ(ロシア)[5]
ノバク・ジョコビッチ(セルビア)[6]
アンドレイ・ルブレフ(ロシア)[7]
ステファノス・チチパス(ギリシャ)[8]

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写真◎Getty Images

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