23歳ドレイパーがマスターズ初制覇でトップ10デビューへ「言葉では言い表せない」 [ATPインディアンウェルズ]

写真はキャリア最大のタイトルを獲得したジャック・ドレイパー(イギリス)(Getty Images)


 ATPツアー公式戦「BNPパリバ・オープン」(ATP1000/アメリカ・カリフォルニア州インディアンウェルズ/3月日5~16日/賞金総額1304万2410ドル/ハードコート)の男子シングルス決勝で、第13シードのジャック・ドレイパー(イギリス)が第12シードのオルガ・ルーネ(デンマーク)を6-2 6-2で下してキャリア最大のタイトルを獲得した。

 23歳のドレイパーがATPツアーで優勝したのは、昨年10月のウィーン以来でキャリア3度目(準優勝3回)となる。

 試合を通して10本のサービスエースを決めたドレイパーは自分のサービスゲームで一度もピンチに陥ることなくすべてキープし、各セットで2度ずつブレークに成功して1時間9分で快勝した。

 ふたりは昨年8月にシンシナティの準々決勝で一度顔を合わせており、ルーネが6-4 6-2で勝っていた。

「信じられない。こんなことになるなんて予想していなかった。僕は長年に渡ってたくさん努力を積んできた。ここでプレーできること、体が健康で心も充実していることにただただ感謝しているし幸せを感じている」とドレイパーは試合後のオンコートインタビューで語った。

「ここ数年積み重ねてきた努力がすべてこの大舞台で実を結んだように感じている。言葉では言い表せないよ」

 月曜日に更新される世界ランクで7位に浮上することについて聞かれたドレイパーは、「正直に言うと、自分はそれに値すると感じている」と答えた。

「僕は多くの逆境を経験してきたし、周りの人たちは僕に多くの犠牲を払ってくれた。どれだけ苦労し、どれだけ努力してきたのか考えると感動的なことだ」

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写真◎Getty Images

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