内島萌夏がトドーニとのエース対決で日本の勝利を決める逆転勝利 [ビリージーンキングカップ日本対ルーマニア]

写真は2024年ビリージーンキングカップ・ファイナルズでの内島萌夏(安藤証券)(Getty Images)


 女子テニスの国別対抗戦「ビリージーンキングカップ by ゲインブリッジ」ファイナルズ予選グループA(4月11~13日/東京都江東区・有明コロシアム/室内ハードコート)の第2戦「日本対ルーマニア」の第2試合で日本の内島萌夏(安藤証券:単51位)が1セットダウンから巻き返してルーマニアのアンカ・トドーニ(単88位)を3-6 7-6(3) 6-2で倒し、日本の勝利が確定した。試合時間は2時間30分。

 第1セットを落とした内島は第2セット1-4から4-4に追いついたあとサービスダウンを喫し、続くサービスゲームで2つのマッチポイントを凌いだ末にキープして最終セットに持ち込んでいた。

 この結果で内島は、トドーニとの対戦成績を2勝0敗とした。両者は昨年5月にマドリッド(W100/クレーコート)の準々決勝で一度顔を合わせており、内島が6-2 1-6 6-2で勝っていた。

 5度目の代表入りとなる23歳の内島がシングルスでプレーしたのはこれが11試合目だったが、7勝目(4敗)を挙げた。

 オープニングマッチは柴原瑛菜(橋本総業ホールディングス:単136位)がミリアム・ブルガル(単211位)を7-5 6-2で破り、日本が先勝していた。

 両国は昨年11月にファイナルズ1回戦で一度対戦しており、日本が2勝1敗で勝っている。

 1963年にフェデレーションカップとして始まった国際テニス連盟(ITF)が主催する同大会は、男子の国別対抗戦「デビスカップ」とともに今年から新フォーマットを採用している。

 これにより今年は4月の予選ラウンドをホーム&アウェー方式から18ヵ国が3チームによる6グループ(開催地は出場国から選出)に別れての総当たり戦(シングルス2試合+ダブルス1試合)に変更(2026年以降はホーム&アウェー方式)し、各グループの勝者と前年の優勝国&開催国がファイナルズ(中国・深圳/9月16~21日/室内ハードコート)に進出して優勝チームを決定する。

※文中の世界ランクは4月7日付

ビリージーンキングカップ by ゲインブリッジ ファイナルズ予選◎4月12日|試合結果

グループA◎第2戦|日本 2-0 ルーマニア(0勝1敗)

第1試合 ○柴原瑛菜(橋本総業ホールディングス:単136位)7-5 6-2 ●ミリアム・ブルガル(単211位)

第2試合 ○内島萌夏(安藤証券:単51位)3-6 7-6(3) 6-2 ●アンカ・トドーニ(単88位)

第3試合 青山修子(フリー:複55位)/穂積絵莉(日本住宅ローン:複51位)vs ジョージア・クラシウン(複907位)/マラ・ガエ(複549位)

※オーダーは変更可

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写真◎Getty Images

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