錦織はシャポバロフに香港の借りを返され2回戦敗退 [マドリッド・オープン]

写真は男子シングルス1回戦での錦織圭(ユニクロ)(Getty Images)


 ATPツアー公式戦「ムトゥア・マドリッド・オープン」(ATP1000/スペイン・マドリッド/4月23日~5月4日/賞金総額805万5385ユーロ/クレーコート)の男子シングルス2回戦で、元世界ランク4位の錦織圭(ユニクロ)は第29シードのデニス・シャポバロフ(カナダ)に1-6 4-6で敗れた。

 シード勢は1回戦がBYEで免除されており、シャポバロフはこの試合が初戦だった。相手のサービスゲームを2度破って第1セットを先取したシャポバロフは第2セットも5-3とリードし、最初のサービング・フォー・ザ・マッチで直面した唯一のブレークポイントを凌いだ末に1時間4分で勝利を決めた。

 同大会に4年ぶり10度目の出場となる35歳の錦織は、ATPマスターズ1000大会で初めて決勝に進出した2014年の準優勝がこれまでの最高成績。前回プレーした2021年は、2回戦でアレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)に3-6 2-6で敗れていた。

 この結果でシャポバロフは、錦織との対戦成績を2勝2敗のタイに追いついた。今シーズンは12月末に香港(ATP250/ハードコート)の1回戦でプレーして錦織が6-2 6-3で勝っていたが、クレーコートでは初対決だった。

 今大会での錦織は1回戦でアレクサンダー・ブキッチ(オーストラリア)を6-4 3-6 6-3で破り、記念すべきツアーレベルのマッチ450勝目を挙げていた。

 2025年シーズンの錦織はデビスカップを含む7大会でプレーし、1月の香港(ATP250/ハードコート)で準優勝を飾るなど11勝8敗の戦績で今大会を迎えていた。

 シャポバロフは3回戦で、第6シードのアレックス・デミノー(オーストラリア)とロレンツォ・ソネゴ(イタリア)の勝者と対戦する。

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写真◎Getty Images

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