大坂なおみがパリーに逆転勝利で8強入り [WTA125サン マロ]

写真はムトゥア・マドリッド・オープンでの大坂なおみ(フリー)(Getty Images)


 WTAツアー下部大会「サン マロ・オープン」(WTA125/フランス・サン マロ/4月28日~5月4日/賞金総額11万5000ドル/クレーコート)の女子シングルス2回戦で、第2シードの大坂なおみ(フリー)がディアン・パリー(フランス)に2-6 6-3 6-4で逆転勝利をおさめてベスト8進出を決めた。試合時間は2時間5分。

 同大会に初めて出場した27歳の大坂は、ワイルドカード(主催者推薦枠)を受け取り約9年半ぶりにWTA125大会に参戦。大坂は現在開催中のマドリッド(WTA1000/クレーコート)でクレーコートシーズンをスタートしたが、1回戦でルチア・ブロンゼッティ(イタリア)に4-6 6-2 4-6で敗れていた。

 この結果で大坂は、パリーとの対戦成績を2勝0敗とした。両者は昨年7月にウインブルドン(イギリス・ロンドン/グラスコート)の1回戦で一度顔を合わせており、大坂が6-1 1-6 6-4で勝っていた。

 今大会での大坂は1回戦で2021年ジュニア世界ナンバーワンのペトラ・マルシンコ(クロアチア)を6-2 6-1で破り、今季のクレーコート初勝利を挙げていた。

 昨年1月に第一子となる娘の出産を経て復帰した元世界ランク1位の大坂は2024年シーズンにビリージーンキングカップとオリンピックを含む19大会でプレーし、22勝18敗(予選を含む)の戦績を残した。

 大坂は次のラウンドで、エルサ・ジャクモ(フランス)と対戦する。ジャクモは前日に行われた2回戦で、第6シードのオリビア・ガデツキ(オーストラリア)を6-2 7-5で下して勝ち上がった。

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写真◎Getty Images

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