シングルスで5年ぶりの優勝を目指す上地結衣が苦闘の末に決勝進出 [フレンチ・オープン車いすの部]

写真は車いす女子シングルス1回戦での上地結衣(三井住友銀行)(Getty Images)


 シーズン3つ目のグランドスラム大会「フレンチ・オープン」(フランス・パリ/本戦5月25日~6月8日/クレーコート)の車いす女子シングルス準決勝で、第1シードの上地結衣(三井住友銀行)がリー・シャオフイ(中国)を6-2 6-7(4) 6-4で倒して5年ぶりの優勝に王手をかけた。試合時間は2時間15分。

 同大会に12年連続13回目の出場となる31歳の上地は、これまでにシングルスで4度(2014年、17~18年、20年)タイトルを獲得。第2シードで臨んだ昨年は、準々決勝で同胞の大谷桃子(かんぽ生命保険)に7-6(1) 5-7 4-6で逆転負けを喫していた。

 上地は2年ぶりの決勝で、第2シードのアニーク・ファンクォト(オランダ)とクオザード・モンジェーヌ(南アフリカ)と対戦する。

 モンジェーヌとのペアで参戦しているダブルスでも勝ち残っている上地は、同日に第2シードのリー/ワン・ジイン(中国)に対する決勝を戦う予定になっている。

 車いすテニスは男女シングルス各16ドロー、男女ダブルス各8ドローで争われる。

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写真◎Getty Images

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