ワイルドカードで参戦の大坂なおみがダニロビッチに競り勝ちグラスコートシーズン初勝利 [バート ホンブルク・オープン]

写真は大坂なおみ(フリー)(Getty Images)


 WTAツアー公式戦「バート ホンブルク・オープン」(WTA500/ドイツ・ヘッセン州バート ホンブルク/6月22~28日/賞金総額106万4510ドル/グラスコート)の女子シングルス1回戦で、世界ランク56位の大坂なおみ(フリー)が予選勝者のオルガ・ダニロビッチ(セルビア)に7-6(6) 7-6(4)で競り勝ちグラスコートシーズン初勝利を挙げた。

 試合はすべてサービスキープで進み、2つのタイブレークを制した大坂が2時間5分で勝利を決めた。

 同大会に初めて出場した27歳の大坂は、ワイルドカード(主催者推薦枠)を受け取り本戦入り。大坂は前週のベルリン(WTA500)でグラスコートシーズンをスタートしたが、1回戦でリュドミラ・サムソノワ(ロシア)に6-3 6-7(3) 4-6で逆転負けを喫していた。

 両者は今回が初顔合わせ。昨年1月に第一子となる娘の出産を経て復帰した元世界ナンバーワンの大坂は2024年シーズンにビリージーンキングカップとオリンピックを含む19大会でプレーし、22勝18敗(予選を含む)の戦績を残した。

 大坂は次のラウンドで、第5シードのエマ・ナバーロ(アメリカ)と対戦する。ナバーロは前日に行われた1回戦で、マルタ・コスチュク(ウクライナ)を6-2 7-5で下して勝ち上がった。

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写真◎Getty Images

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