上地結衣がファンクォトを下して初戦突破 [USオープン・車いすの部]

今年最後のグランドスラム「USオープン」(アメリカ・ニューヨーク/本戦8月26日~9月8日/ハードコート)の車いすの部の女子シングルス1回戦で、第2シードの上地結衣(三井住友銀行)がアニーク・ファンクォト(オランダ)を6-1 6-3で下し、初戦を突破した。試合時間は1時間。

 この試合は前日に行われる予定だったが、雨天により延期となっていた。

 全米に3年続6度目の出場となる上地は、これまでにシングルスのタイトルを2度(2014年、17年)獲得。連覇を目指した昨年は、決勝でディーダ・デ グロート(オランダ)に2-6 3-6で敗れていた。

2019年車いすテニス|PHOTOアルバム

 上地はこのあとに行われる予定の準決勝で、マジョレーン・バイス(オランダ)と対戦する。バイスは1回戦で、ジウリア・カポッチ(イタリア)を6-1 6-4で下しての勝ち上がり。

 車いすテニスは男女シングルス各8ドロー、男女ダブルス各4ドローで争われる。

 昨年の大会は、シングルスでアルフィー・ヒュウェット(イギリス)とデ グロートがともに初優勝。男子ダブルスではヒュウェット/ゴードン・リード(イギリス)が2連覇、女子ダブルスはデ グロート/上地が制した。

※写真は上地結衣(三井住友銀行)
撮影◎毛受亮介 / RYOSUKE MENJU

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