車いすの部がスタート、カポッチ/上地結衣はグランドスラム初勝利ならず [USオープン]

今年最後のグランドスラム「USオープン」(アメリカ・ニューヨーク/本戦8月26日~9月8日/ハードコート)の大会11日目は車いすの部が始まり、女子ダブルス1回戦でジウリア・カポッチ(イタリア)/上地結衣(三井住友銀行)は第1シードのディーダ・デ グロート/アニーク・ファンクォト(ともにオランダ)に2-6 5-7で敗れた。試合時間は1時間36分。

 両ペアは1月のオーストラリアン・オープン(オーストラリア・メルボルン/ハードコート)と6月のフレンチ・オープン(フランス・パリ/クレーコート)でも初戦で対戦しており、いずれもデ グロート/ファンクォトが勝っていた。

 カポッチと上地は、今大会が6度目のダブルス出場。今年6月のリュ(ITF1シリーズ/室内クレーコート)では、コンビ3勝目を挙げていた。

2019年車いすテニス|PHOTOアルバム

 デ グロート/ファンクォトは決勝で、第2シードのマジョレーン・バイス(オランダ)/ダナ・マシューソン(アメリカ)とサビーネ・エラルブロック(ドイツ)/クオザード・モンジェーヌ(南アフリカ)の勝者と対戦する。

 シングルスに第2シードで出場している上地は、初戦でファンクォトと対戦する予定となっている。

 車いすテニスは男女シングルス各8ドロー、男女ダブルス各4ドローで争われる。

 昨年の大会は、シングルスでアルフィー・ヒュウェット(イギリス)とデ グロートがともに初優勝。男子ダブルスではヒュウェット/ゴードン・リード(イギリス)が2連覇、女子ダブルスはデ グロート/上地が制した。

※写真は左からアニーク・ファンクォト(オランダ)、ディーダ・デ グロート(オランダ)、上地結衣(三井住友銀行)、ジウリア・カポッチ(イタリア)
撮影◎毛受亮介 / RYOSUKE MENJU

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