青山修子/柴原瑛菜はセット先取も決勝進出ならず [イタリア国際]

WTAツアー公式戦の「BNLイタリア国際」(WTAプレミア5/イタリア・ローマ/9月14~21日/賞金総額169万2169ユーロ/クレーコート)の女子ダブルス準決勝で、第7シードの青山修子(近藤乳業)/柴原瑛菜(橋本総業ホールディングス)はアンナ レナ・フリードサム(ドイツ)/ラルカ・オラル(ルーマニア)に6-3 2-6 [4-10]で敗れた。試合時間は1時間27分。

 昨年からペアを組み始めた青山/柴原は、今回がツアー大会で15回目のダブルス出場。初めてトップシードとして臨んだ2月のサンクトペテルブルク(WTAプレミア/室内ハードコート)では、今季初優勝を飾っていた。昨年は6大会で3度決勝に進出し、10月には天津(WTAインターナショナル/ハードコート)とモスクワ(WTAプレミア/室内ハードコート)でタイトルを獲得した。

BNLイタリア国際2020|PHOTOアルバム

 今大会での青山/柴原は、1回戦でキキ・バーテンズ/アランチャ・ラス(ともにオランダ)を6-3 6-4で、2回戦でシモナ・ハレプ/モニカ・ニクレスク(ともにルーマニア)を6-1 6-3で、準々決勝ではエイジア・ムハメッド(アメリカ)/アリナ・ラディオノワ(オーストラリア)を6-0 6-3で破って4強入りを決めていた。

 両親ともに日本人ながら南カリフォルニアで生まれ育った柴原は、昨年6月に国籍登録をアメリカから日本に変更した。ジュニア時代の柴原は、ジェイダ・ハート(アメリカ)とのコンビで臨んだ2016年USオープン・ジュニアのダブルスで優勝した実績を持っている。

 フリードサム/オラルは決勝で、第1シードのシェイ・スーウェイ(台湾)/バーボラ・ストリコバ(チェコ)とヘイリー・カーター(アメリカ)/ルイーザ・ステファニー(ブラジル)の勝者と対戦する。(テニスマガジン)

※写真は昨年のフレンチ・オープンでの青山修子(近藤乳業)(撮影◎毛受亮介 / RYOSUKE MENJU)

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