大坂なおみが今季2連敗中のベンチッチとの4回戦で第1セットを失う [USオープン]

今年最後のグランドスラム「USオープン」(アメリカ・ニューヨーク/本戦8月26日~9月8日/ハードコート)の女子シングルス4回戦で、ディフェンディング・チャンピオンで第1シードの大坂なおみ(日清食品)が第13シードのベリンダ・ベンチッチ(スイス)と対戦し、第1セットはベンチッチが7-5で先取した。

 両者の過去の対戦成績は、3勝1敗でベンチッチがリード。今シーズンは2度対戦し、3月のインディアンウェルズ(WTAプレミア・マンダトリー/ハードコート)の4回戦は6-3 6-1で、5月のマドリッド(WTAプレミア・マンダトリー/クレーコート)の準々決勝では3-6 6-2 7-5で、いずれもベンチッチが勝っている。

USオープン2019|トーナメント表

 全米に4年連続出場となる21歳の大坂は、昨年の大会で日本テニス史上初めてシングルスでグランドスラムのタイトルを獲得。決勝では、セレナ・ウイリアムズ(アメリカ)を6-2 6-4で倒して栄冠に輝いた。

 今大会での大坂は、1回戦でアンナ・ブリンコワ(ロシア)を6-4 6-7(5) 6-2で、2回戦ではマグダ・リネッテ(ポーランド)を6-2 6-4で、3回戦ではワイルドカード(主催者推薦枠)で出場した15歳のコリ・ガウフ(アメリカ)を6-3 6-0で破って16強入りを決めていた。

 今シーズンの大坂は、1月にオーストラリアン・オープン(オーストラリア・メルボルン/ハードコート)でグランドスラム2大会連続制覇の偉業を達成して世界ナンバーワンの座に就いた。大坂がグランドスラムにトップシードとして臨むのは、6月のフレンチ・オープン(フランス・パリ/クレーコート)に続いて2度目となる。

※写真は大坂なおみ(日清食品/右)とベリンダ・ベンチッチ(スイス/左)
撮影◎毛受亮介 / RYOSUKE MENJU

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