今季最高の活躍を見せたダニエル太郎はシェフチェンコにフルセット負けで4強入りならず [成都オープン]

写真はダニエル太郎(エイブル)(Getty Images)


 ATPツアー公式戦「成都オープン」(ATP250/中国・四川省成都/9月17~23日/賞金総額119万210ドル/ハードコート)の男子シングルス準々決勝で、ダニエル太郎(エイブル)はアレクサンダー・シェフチェンコ(カザフスタン)に6-7(2) 6-3 2-6で敗れた。

 タイブレークの末に第1セットを落としたダニエルは雨による中断があった第2セットを取り返したが、シェフチェンコが第3セットで2度相手のサービスゲームを破って2時間15分で勝利を決めた。

 同大会に3年連続出場となる32歳のダニエルは、予選2試合を勝ち抜き今季7度目のツアー本戦入り。2023年と24年にダイレクトインしたダニエルは1勝ずつをマークしており、昨年は2回戦でアリベク・カチマゾフ(ロシア)に6-7(1) 1-6で敗れていた。

 両者は今回が初顔合わせ。今大会でのダニエルは1回戦でワイルドカード(主催者推薦枠)を得て参戦した21歳のコールマン・ウォン(香港)を6-3 6-2で破って今季のツアーレベル初勝利を挙げ、2回戦は第3シードのタロン・グリークスプア(オランダ)を3-6 6-4 6-3で倒す番狂わせを演じて昨年1月のオークランド(ATP250/ハードコート)以来となるツアー8強入りを決めていた。

 シェフチェンコは次のラウンドで、前年の大会で準優勝を飾った第1シードのロレンツォ・ムゼッティ(イタリア)と対戦する。ムゼッティは準々決勝で、予選勝者のニコラス・バシラシビリ(ジョージア)を6-3 6-3で下して勝ち上がった。

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写真◎Getty Images

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