波形純理が清水綾乃の連覇を阻み、今季のシングルス初優勝 [能登和倉国際女子オープン]
ITF(国際テニス連盟)の女子ツアー下部大会「能登和倉国際女子オープンテニス」(ITFワールドテニスツアーW25/石川県七尾市・和倉温泉運動公園テニスコート/本戦8月27日~9月1日/賞金総額2.5万ドル/砂入り人工芝コート)の大会最終日に行われたシングルス決勝で、第5シードの波形純理(伊予銀行)が第1シードの清水綾乃(Club MASA)との日本人対決を7-6(5) 4-6 6-2で制し、今季のシングルス初優勝を飾った。試合時間は2時間2分。
37歳の波形がITFツアーのシングルスでタイトルを獲得したのは、2014年8月の筑波(ITF2.5万ドル/ハードコート)以来で7度目となる。
この結果で波形は、清水との国際大会での対戦成績を2勝4敗とした。昨年は10月に浜松(ITF2.5万ドル/砂入り人工芝コート)の準決勝で対戦し、清水が1-6 6-4 6-4で勝っていた。
今大会での波形は、1回戦で予選勝者の松田美咲(亜細亜大学)を6-2 4-6 6-0で、2回戦で華谷和生(三浦工業)を6-1 7-5で、準々決勝で林恵里奈(福井県スポーツ協会)を6-3 6-2で、準決勝では井上雅(テニスラウンジ)を6-2 3-6 6-4で破って決勝進出を決めていた。
21歳の清水は昨年に続いて決勝に進出したが、大会連覇はならなかった。
シングルス決勝
○25波形純理(伊予銀行)[5/WC] 7-6(5) 4-6 6-2 ●1清水綾乃(Club MASA)[1]
※名前の左に付いている数字はドロー番号、[ ]数字はシード順位、WCはワイルドカード(主催者推薦枠)
※写真はシングルスで優勝を果たした波形純理(伊予銀行/左)と準優勝の清水綾乃(Club MASA/右)
写真提供◎能登和倉国際女子オープンテニス実行委員会
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