21歳のオペルカが世界11位フォニーニを破る番狂わせ [USオープン]

アメリカ・ニューヨクで開幕した「USオープン」(8月26日~9月8日/ハードコート)の男子シングルス1回戦で、ライリー・オペルカ(アメリカ)が第11シードのファビオ・フォニーニ(イタリア)を6-3 6-4 6-7(6) 6-3で倒した。

 オペルカの唯一の躓きは、第3セット6-5から自分のサービスゲームを迎えたときだった。彼はそこで、ブレークを許してしまったのだ。結局そのセットを落とすことになったが、オペルカは迅速に体勢を立て直すと第4セットを奪取した。

 現在キャリア最高の世界ランク42位につけているオペルカは、サービスが最高の調子ではなかったものの、それでも勝利を挙げた事実は「サービスが悪くても、僕はそれを補える何かを持っていることを示している」とコメントした。

 彼は水曜日に2回戦をプレーするとき22歳になる。これまでのところ、彼のグランドスラム大会最良の成績は先月のウインブルドンでの3回戦進出となっている。

 一方、第1シードのノバク・ジョコビッチ(セルビア)は1回戦でロベルト・カルバレス バエナ(スペイン)を6-4 6-1 6-4で倒したあと、ちょっと踊ってみたくなるくらいのいい感じを覚えていた。

 それから彼はコート上でインタビューを受け、セントラルパークで踊ることは彼の試合前の準備の一環だと認めた。ジョコビッチは素早く自分のラケットバッグのほうへ向かうと2本のラケットを取り出し、それをマラカスに仕立てながらアーサー・アッシュ・スタジアムの観客の前でラテンダンスを披露した。

 ジョコビッチは今年のオーストラリアン・オープンとウインブルドンで優勝しており、USオープンで4度目のタイトル、そしてグランドスラムでは17度目のタイトルを狙っている。(C)AP(テニスマガジン)

※写真はライリー・オペルカ(アメリカ)
NEW YORK, NEW YORK - AUGUST 26: Reilly Opelka of United States returns a shot during his men's singles first round match against Fabio Fognini of Italy during day one of the 2019 US Open at the USTA Billie Jean King National Tennis Center on August 26, 2019 in the Flushing neighborhood of the Queens borough of New York City. (Photo by Mike Stobe/Getty Images for USTA)

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