シナーがフェデラー以来の『サンシャイン・ダブル』を史上初の全試合ストレート勝利で達成「僕にとって大きな意味がある」 [マイアミ・オープン]

写真は2年ぶりの優勝を飾って『サンシャイン・ダブル』を達成したヤニク・シナー(イタリア)(Getty Images)


 ATPツアー公式戦「マイアミ・オープン」(ATP1000/アメリカ・フロリダ州マイアミ/3月日18~29日/賞金総額941万5725ドル/ハードコート)の男子シングルス決勝で、第2シードのヤニク・シナー(イタリア)が第21シードのイリ・ラフェチュカ(チェコ)を6-4 6-4で倒して2年ぶりの優勝を飾った。

 24歳のシナーがツアーレベルの同種目でタイトルを獲得したのは2週間前のインディアンウェルズに続く通算26回目(準優勝9回)で、同種目では2017年のロジャー・フェデラー(スイス)以来となる史上8人目の『サンシャイン・ダブル(インディアンウェルズとマイアミの連続優勝)』を達成した。

 昨年11月のパリからATPマスターズ1000大会で負け知らずのシナーは同カテゴリーでの連続セット獲得数を「34」まで伸ばし、1セットも落とさずサンシャイン・ダブルを成し遂げた史上初の男子選手となった。

「初めてサンシャイン・ダブルを達成できたことは僕にとって大きな意味がある。素晴らしいことだよ」とシナーは試合後のオンコートインタビューで語った。

「凄く難しいことだから、まさか自分がやってのけるなんて思ってもいなかった。何とか成し遂げることができてとても満足している」

 雨で約90分遅れて始まった試合で2-1とリードした直後に0-40のピンチを凌いだシナーは残りのサービスゲームをキープして第1セットを先取し、第2セット第1ゲームの雨による中断を経て迎えた4-4から2度目のブレークに成功して1時間33分で勝利を決めた。

 1年前の同時期にドーピング違反で出場停止処分を受けていたシナーは2連覇に挑戦することができなかったが、今季と同大会での連勝を「12」に伸ばした。

「今日はコンディションがかなり違う中で安定したプレーを心掛けた。ボールが重くて相手を崩すのが難しかった」とシナーは試合を振り返った。

「重要な瞬間にしっかりとしたプレーをしようとした。このトロフィーを持ち帰ることができて本当にうれしい」

 一度もサービスゲームを落とさずATPマスターズ1000大会では初となる決勝進出を果たした24歳のラフェチュカは世界ランク自己最高の14位に浮上することが確定し、表彰式で「調子がよくない状態でこの大会に臨んだけど、自分のやりたいテニスを取り戻すことができた」と手応えを口にした。

 前日に行われたダブルス決勝では第7シードのシモーネ・ボレッリ/アンドレア・ババッソーリ(ともにイタリア)が第4シードのハリ・ヘリオバーラ(フィンランド)/ヘンリー・パッテン(イギリス)を6-4 6-2で退け、ともに初のマスターズ制覇を果たした。


男子ダブルス優勝のシモーネ・ボレッリ(イタリア/中央左)とアンドレア・ババッソーリ(イタリア/中央右)(Getty Images)

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写真◎Getty Images

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