ツアー下部大会で試合経験を重ねた2019年USオープン優勝者アンドレスクが昨年7月以来のツアー本戦勝利 [WTAチャールストン]

写真はビアンカ・アンドレスク(カナダ)(Getty Images)


 WTAツアー公式戦「Credit Oneチャールストン・オープン」(WTA500/アメリカ・サウスカロライナ州チャールストン/3月30日~4月5日/賞金総額230万ドル/クレーコート)の女子シングルス1回戦で、ワイルドカード(主催者推薦枠)を得て参戦したビアンカ・アンドレスク(カナダ)がダルマ・ガルフィ(ハンガリー)に1-6 6-4 6-1で逆転勝利をおさめた。

 1ゲームしか取れずに第1セットを落としたアンドレスクは5-3からサービスダウンを喫した直後に2度目のブレークに成功して第2セットを取り返し、第3セット1-1から最後の5ゲームを連取して1時間59分で試合を締めくくった。

 2019年USオープン優勝者のアンドレスクがツアーレベルで勝ち星を挙げたのは、足首を負傷しながらもバーボラ・クレイチコバ(チェコ)に6-3 6-4で勝った昨年7月のモントリオール1回戦以来となる。

 ケガや病気に苦しむキャリアを過ごしてきたアンドレスクは世界ランクを200位以下に落として迎えた今季にITFツアーで2つのタイトルを獲得するなど3大会で13勝1敗と試合経験を積み、3月に入ってからオースティンのWTA125大会で準優勝を飾るなどして140位で今大会を迎えている。

「(9ヵ月ほど戦線離脱をした)2024年にもそうしたかったんだけど、プライドが邪魔したんだと思う。そういう考えを一旦手放し、本当に必要な試合数をこなすことに集中するときがきたのかもしれないと思ったの」と元世界4位のアンドレスクはツアー下部大会でプレーした経緯を明かした。

「WTAツアーにいたころはもっと居心地がよかった。特典も多いから精神的にリラックスできるのかもしれない。でもITFツアーは“生きるか死ぬか”という感じで、選手たちは赤字ギリギリで戦っている。私は試合を重ねてもいいコンディションを維持できることを証明できたと思っている。16~17日間に14試合こなしたけど、体調は凄くよかったわ」

 アンドレスクは次のラウンドで、第16シードのソフィア・ケニン(アメリカ)と対戦する。シード勢は初戦がBYEで免除されており、2回戦からの登場となる。

 この日は2回戦が4試合行われ、第3シードのベリンダ・ベンチッチ(スイス)&第7シードのディアナ・シュナイダー(ロシア)&第8シードのアンナ・カリンスカヤ(ロシア)&第13シードのサラ・ベイレク(チェコ)のシード勢が揃って初戦を突破した。

 そのほかの試合ではユリア・スタロドゥブツェワ(ウクライナ)、アシュリン・クルーガー(アメリカ)、ワイルドカードで出場した元世界ランク2位のパウラ・バドーサ(スペイン)、ラッキールーザー(欠場者が出たため本戦出場権を得た予選敗退選手)のユアン・ユエ(中国)、予選勝者のポリーナ・クデルメトワ(ウズベキスタン)が2回戦に駒を進めた。

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写真◎Getty Images

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