今季初の世界トップ2対決で前年覇者アルカラスを倒したシナーが大会初優勝、マスターズ4大会連続制覇で世界ナンバーワン返り咲き「いい意味で驚いている」 [モンテカルロ・マスターズ]

写真は大会初優勝を飾ったヤニク・シナー(イタリア)(Getty Images)


 ATPツアー公式戦「ロレックス・モンテカルロ・マスターズ」(ATP1000/モナコ・モンテカルロ/4月5~12日/賞金総額630万9095ユーロ/クレーコート)の男子シングルス決勝で、第2シードのヤニク・シナー(イタリア)がディフェンディング・チャンピオンで第1シードのカルロス・アルカラス(スペイン)を7-6(5) 6-3で倒して大会初優勝を飾った。

 24歳のシナーがツアーレベルの同種目でタイトルを獲得したのは先月のマイアミに続いて通算27回目(準優勝9回)だが、ATPマスターズ1000大会8勝目のうちクレーコートは初となる。

 風が強い難しいコンディションの中で0-2から2-2に追いついたあとタイブレークの末に第1セットを先取したシナーは第2セットで1-3とリードを許したが、続く5ゲームを連取して2時間15分で勝利を決めた。

 世界トップ2のふたりがツアーレベルで対戦したのは昨年11月のATPファイナルズ決勝以来で17回目だったが、クレーコートで3連敗中だったシナーが通算7勝目を挙げた。

 1年前の同時期にドーピング違反で出場停止処分を受けていたシナーはクレーコートシーズンで失効するポイントが少ないため、今大会の結果で前年のクレーコートシーズンに22勝1敗という驚異的な戦績を残していたアルカラスから世界ナンバーワンの座を奪い返した。

「いい意味で驚いている。この勝利は僕にとって大きな意味がある。何が起こったのか実感するにはもう少し時間が必要だ」とシナーは試合後に語った。

「とにかく頑張り続けた。少し疲れていたけど、正しいメンタリティを保つよう心掛けた。このトロフィーを手にすることができて凄くうれしい」

 昨年11月のパリからATPマスターズ1000大会で負け知らずのシナーは同カテゴリーでの連続セット奪取の記録は「37」でストップしたが、4大会連続制覇で連勝を「22」に伸ばした。

 シーズン最初のマスターズ3大会を連続で制したのはこれまで2015年に成し遂げたノバク・ジョコビッチ(セルビア)しかいなかったが、シナーは2人目の快挙を達成した。

 先に行われたダブルス決勝では、第6シードのケビン・クラウィーツ/ティム・プッツ(ともにドイツ)が第5シードのマルセロ・アレバロ(エルサルバドル)/マテ・パビッチ(クロアチア)に4-6 6-2 [10-8]で競り勝ち同ペアでのツアー6勝目を挙げた。


男子ダブルス優勝のケビン・クラウィーツ(ドイツ/右)とティム・プッツ(ドイツ)(Getty Images)

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写真◎Getty Images

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