写真はイメージ(Getty Images)


錦織圭が今シーズン限りの現役引退を自身のSNSを通じて発表した。

@keinishikori

【全文】

今日は皆さまにご報告があります。

このたび、今シーズンをもって現役を引退する決断をいたしました。

小さい頃からテニスに夢中になり、「世界で戦いたい」という思いだけを胸に走り続けてきました。

その中でトップの舞台に立ち、トップ10という場所まで辿り着けたことは、自分にとって大きな誇りです。

限界に挑み続ける日々の中で、勝利の喜びや敗戦の悔しさ、満員の会場で感じたあの特別な空気は、何にも代えがたいものでした。

また、度重なる怪我との戦いの中で、思うようにプレーできないもどかしさや、不安に押しつぶされそうになったこともありました。

それでも「テニスが好きだ」「もっと強くなれる」という思いが、何度でも自分をコートに戻してくれました。

そのすべての過程が、自分の人生を豊かにし、今の自分をつくってくれたと感じています。

どんな時も応援してくださった皆さま、そして常にそばでささえてくれた家族に、心から感謝しています。

正直に言えば、今でもコートに立ち続けたい気持ちはあります。

それでも、これまでのすべてを振り返ったとき、「やり切った」と胸を張って言える自分がいます。

テニスという競技に出会えたこと、この道を歩んでこられたことを、こころより幸せに思います。

残りの試合も、一瞬一瞬を大切に、最後まで戦い抜きます。

錦織圭


写真◎Getty Images


2012年10月 Rakutenジャパンオープン。ATPツアー2度目の優勝だった


トップ写真 2014年10月のジャパンオープンで2度目、ツアー通算7度目の優勝を飾った





上へ上へ、休むことなく戦い続け、ついに2014年9月のUSオープンで準優勝。世界を熱狂させたその足でマレーシア・オープン優勝、続いて国内最大のATPツアー、Rakutenジャパンオープンへ挑み、日本のファンの前ですべてを出し切ってつかんだ大きな優勝だった。本人にとっても、ファンにとっても忘れられない試合の一つになっただろう。目に涙を浮かべ、珍しくコートに倒れ込む姿に拍手はいっそう大きく鳴り響き、誰もが彼を誇らしく思って見つめていた、とても幸せな時間だった。当時の世界ランクは6位。このあと4位まで上りつめていく……(編集部)

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写真◎Getty Images

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