2014年USオープン準優勝者&2016年リオデジャネイロ五輪銅メダリスト、元世界4位の錦織が今シーズンを最後に引退すると発表「やり切った」

写真は2014年楽天ジャパンオープンで2年ぶり2度目の優勝を飾った錦織圭(ユニクロ)(Getty Images)


 36歳の錦織圭(ユニクロ)が自身のSNSを更新し、2026年シーズンを最後に引退する意向を表明した。

 SNSに声明文を投稿した錦織は「このたび、今シーズンをもって現役を引退する決断をいたしました」と報告し、「どんな時も応援してくださった皆さま、そして常にそばでささえてくれた家族に、心から感謝しています」とコメントした。

「正直に言えば、今でもコートに立ち続けたい気持ちはあります。それでも、これまでのすべてを振り返ったとき、『やり切った』と胸を張って言える自分がいます。テニスという競技に出会えたこと、この道を歩んでこられたことを、こころより幸せに思います」

 2007年にプロ入りした錦織は2012年と14年の東京(ATP500/ハードコート)を含むツアー通算12勝(シングルス)を挙げ、2010年11月にトップ100デビューを果たすと2015年3月にキャリアハイの世界ランク4位をマークした。

 昨年までにグランドスラム大会の本戦で46回プレーした錦織は4大会すべてで複数回(合計12回)ベスト8以上に進出し、2014年USオープン(アメリカ・ニューヨーク/ハードコート)で自己最高の準優勝を飾った。

 長年に渡ってトップ10プレーヤーとして活躍した錦織は男子トップ8によるエリート大会「 ATPファイナルズ」(イギリス・ロンドン/室内ハードコート)に4度出場(2014~16年、18年)し、2014年と16年には決勝トーナメントに進出(ベスト4)した。

 男子テニスの『ビッグ4』と呼ばれるロジャー・フェデラー(スイス)&ラファエル・ナダル(スペイン)&ノバク・ジョコビッチ(セルビア)&アンディ・マレー(イギリス)と同じ時代に戦った錦織は4人全員に対して2度以上(対フェデラー:3勝8敗、対ナダル:2勝12敗、対ジョコビッチ:2勝18敗、対マレー:2勝9敗)勝っており、多くの名勝負を繰り広げた。

 日本代表チームでも母国を牽引した錦織はデビスカップでシングルス19勝敗&ダブルス3勝0敗の戦績を残し、2008年北京から24年パリまで5大会連続で出場したオリンピックでは2016年リオデジャネイロ大会の男子シングルスで銅メダルを獲得して日本テニス界に96年ぶりのメダルをもたらした。

 今シーズンの錦織はチャレンジャー5大会でプレーし、5勝5敗(予選を含む)の戦績を挙げている。

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写真◎Getty Images

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