地元イタリアのシナーがジョコビッチに続く『ゴールデンマスターズ』に向けた挑戦をスタート「初戦でもっとも重要なのは負けないこと」 [イタリア国際]

写真はヤニク・シナー(イタリア)(Getty Images)


 ATPツアー公式戦「BNLイタリア国際」(ATP1000/イタリア・ローマ/5月6~17日/賞金総額823万5540ユーロ/クレーコート)の男子シングルス2回戦で、第1シードのヤニク・シナー(イタリア)がセバスチャン・オフナー(オーストリア)を6-4 6-3で退け好スタートを切った。

 シード勢は1回戦がBYEで免除されており、シナーはこの試合が初戦だった。安定したサービスゲームを展開したシナーは一度もピンチに直面することなくすべてキープし、各セットで一度ずつブレークに成功して1時間41分で勝利を決めた。

 昨年11月のパリからATPマスターズ1000大会で負け知らずのシナーは史上初となるマスターズ5大会連続制覇を果たしており、同カテゴリーでの連勝を「29」に伸ばした。

 マスターズ9大会すべてで決勝に進出した実績を持つシナーはローマだけタイトルがなく、今大会で勝てばノバク・ジョコビッチ(セルビア)しか成し遂げていない『ゴールデンマスターズ(マスターズ9大会全制覇)』を達成することができる。

 同大会に2年連続7度目の出場となる24歳のシナーはドーピング違反による出場停止処分明けだった昨年に初めて決勝まで勝ち進んだが、カルロス・アルカラス(スペイン)に6-7(5) 1-6で敗れていた。

「戻ってくることができて素晴らしい気分だ。初戦でもっとも重要なのは負けないことだ。レベルは日に日に上がっていくはずだからね」とシナーは試合後に語った。

「毎年ここに来るとイタリア人としてその年を振り返る。1年で多くが変わることもあるからね。ここにいられてうれしいよ」

 初の地元優勝を目指すシナーは次のラウンドで、第26シードのヤクブ・メンシク(チェコ)を6-3 2-6 6-4で破って勝ち上がったアレクセイ・ポプリン(オーストラリア)と対戦する。

 同日に試合があったシナー以外のトップ10プレーヤーは第7シードのダニール・メドベージェフ(ロシア)がトマーシュ・マハーチュ(チェコ)の棄権(体調不良)による不戦勝で初戦を突破したが、第4シードのフェリックス・オジェ アリアシム(カナダ)と第5シードのベン・シェルトン(アメリカ)は敗れた。

 マリアーノ・ナボーネ(アルゼンチン)がオジェ アリアシムに7-6(4) 7-6(5)で競り勝ち、予選勝者のニコラス・バシラシビリ(ジョージア)はシェルトンを6-4 6-7(5) 6-3で倒してそれぞれ番狂わせを演じた。

 そのほかの試合では第10シードのフラビオ・コボッリ(イタリア)、第12シードのアンドレイ・ルブレフ(ロシア)、第20シードのフランシス・ティアフォー(アメリカ)、第21シードのアレハンドロ・ダビドビッチ フォキナ(スペイン)、第30シードのブランドン・ナカシマ(アメリカ)、ハマド・メジェドビッチ(セルビア)、チアゴ アグスティン・ティランテ(アルゼンチン)、マッティア・ベルッチ(イタリア)、ラッキールーザー(欠場者が出たため本戦出場権を得た予選敗退選手)のマルティン・ランダルーセ(スペイン)、予選勝者のパブロ・リャマス ルイス(スペイン)とアンドレア・ペレグリーノ(イタリア)が3回戦に駒を進めた。

 第15シードのアルトゥール・フィス(フランス)がペレグリーノに第1セット0-4とリードされた時点で股関節のケガを理由に棄権したほか、第17シードのキャメロン・ノリー(イギリス)&第24シードのトマス マルティン・エチェベリ(アルゼンチン)&第27シードのジョアン・フォンセカ(ブラジル)&第28シードのコランタン・ムーテ(フランス)がそれぞれ初戦でシードダウンを喫した。

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写真◎Getty Images

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