地元イタリアのダルデリが4つのマッチポイントを凌いだ末にズベレフを倒すキャリア最大の勝利で8強入り「観客の応援に凄く助けられた」 [イタリア国際]

写真はルチアーノ・ダルデリ(イタリア)(Getty Images)


 ATPツアー公式戦「BNLイタリア国際」(ATP1000/イタリア・ローマ/5月6~17日/賞金総額823万5540ユーロ/クレーコート)の男子シングルス4回戦で、第18シードのルチアーノ・ダルデリ(イタリア)が1セットダウンから巻き返した末に第2シードのアレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)を1-6 7-6(10) 6-0で倒して8強入りを決めた。

 1ゲームしか取れずに第1セットを落としたダルデリは0-1と4-5からブレークバックに成功するとタイブレークで4つのマッチポイントを凌いで第2セットを取り返し、第3セットではポイント獲得数28対14と相手を圧倒して2時間24分でキャリア最大の勝利をもぎ取った。

「非常に厳しい試合だった。試合の出だしには体調があまりよくなかった。第2セット3-5のときはもうダメだと思っていたけど、そこでサービスキープができて少しチャンスが出てきたと思う」とダルデリは試合を振り返った。

「タイブレークはお互いにプレッシャーが大きかった。緊張していたから簡単ではなかったけど、本当にいいプレーができた。メンタル的にいい戦いができたと思う」

 すべてATP250のクレーコートでツアー5勝を挙げているダルデリだが、過去18回本戦でプレーしたATPマスターズ1000大会では9勝18敗と大きく負け越していた。

「僕が勝てたのは観客が後押ししてくれたおかげだ。ここで諦める訳にはいかないからね」とダルデリは語った。

「観客の応援に凄く助けられた。準々決勝に進出できるなんて夢のようだ。僕にとって人生最高の大会だよ」

 過去5戦全敗だったトップ10プレーヤーから初勝利を挙げたダルデリは次のラウンドで、第19シードのラーナー・ティエン(アメリカ)を6-1 6-4で破って勝ち上がった第32シードのラファエル・ホダル(スペイン)と対戦する。

 そのほかの試合では初の地元優勝を目指す第1シードのヤニク・シナー(イタリア)&2023年大会チャンピオンで第7シードのダニール・メドベージェフ(ロシア)&第12シードのアンドレイ・ルブレフ(ロシア)&第13シードのカレン・ハチャノフ(ロシア)&第23シードのキャスパー・ルード(ノルウェー)&20歳のマルティン・ランダルーセ(スペイン)が勝利をおさめ、ベスト8が出揃った。

 ルードがルブレフが第8シードのロレンツォ・ムゼッティ(イタリア)とのシード対決を6-3 6-1で制し、ランダルーセはハマド・メジェドビッチ(セルビア)を7-5 6-4で退けラッキールーザー(欠場者が出たため本戦出場権を得た予選敗退選手)の進撃を継続した。

 準々決勝ではシナーがルブレフと、メドベージェフがランダルーセと、ハチャノフはルードと顔を合わせる。

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写真◎Getty Images

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