2日がかりの準決勝でメドベージェフを倒したシナーが大会初優勝&ゴールデンマスターズに王手「まったく違う厳しいチャレンジだった」 [イタリア国際]

写真は試合後に握手を交わすヤニク・シナー(イタリア/右)とダニール・メドベージェフ(ロシア)(Getty Images)


 ATPツアー公式戦「BNLイタリア国際」(ATP1000/イタリア・ローマ/5月6~17日/賞金総額823万5540ユーロ/クレーコート)の男子シングルス準決勝で、第1シードのヤニク・シナー(イタリア)が2023年大会チャンピオンで第7シードのダニール・メドベージェフ(ロシア)を6-2 5-7 6-4で退け大会初優勝に王手をかけた。

 前日に始まったこの試合はシナーが第3セット4-2とリードした時点で雨により順延となったが、約18時間後に再開されたあとはお互いにサービスゲームをキープしてシナーが2時間37分で2日がかりの勝利を決めた。

 順延となる前の第2セットで体力的に問題を抱えているような仕草を見せていたシナーは第3セット5-3からのレシーブゲームで15-40のチャンスを決め損ねたが、続くサービング・フォー・ザ・マッチで迎えた3度目のマッチポイントをものにして試合を締めくくった。

 昨年11月のパリからATPマスターズ1000大会で負け知らずのシナーは史上初となるマスターズ5大会連続制覇を果たしており、同カテゴリーでの最長記録となる連勝を「33」まで伸ばした。

「(これまでに経験したものとは)まったく違う厳しいチャレンジだった」とシナーは試合後に語った。

「いつもは眠るのに苦労することはないんだけど、今回は簡単ではなかった。(昨夜は)第3セットに入って試合が終わりかけていたのに、もう一度コートに立たなければならない。何が起こるかなんてわからない。これから試合が始まるような緊張感がある。この状況をうまく乗り越え、決勝に戻ってくることができて本当にうれしいよ」

 マスターズ9大会すべてで決勝に進出した実績を持つシナーはローマだけタイトルがなく、今大会で勝てばノバク・ジョコビッチ(セルビア)しか成し遂げていない『ゴールデンマスターズ(マスターズ9大会全制覇)』を達成することができる。

 同大会に2年連続7度目の出場となる24歳のシナーはドーピング違反による出場停止処分明けだった昨年に初めて決勝まで勝ち進んだが、カルロス・アルカラス(スペイン)に6-7(5) 1-6で敗れていた。

 マッチ28連勝中のシナーは2年連続となる決勝で、前日に第18シードのルチアーノ・ダルデリ(イタリア)を6-1 6-1で破って勝ち上がった第23シードのキャスパー・ルード(ノルウェー)と対戦する。

 ふたりは過去4戦してシナーがすべてストレートで勝っており、前回プレーした昨年のローマ準々決勝ではシナーが6-0 6-1で圧勝している。

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写真◎Getty Images

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