パリ生まれパリ育ちの17歳クアメが20歳年上のチリッチを倒してグランドスラム本戦白星デビュー「感動で胸がいっぱい」 [フレンチ・オープン]

写真はグランドスラム本戦白星デビューを飾ったモイーズ・クアメ(フランス)(Getty Images)


 シーズン2つ目のグランドスラム大会「フレンチ・オープン」(フランス・パリ/本戦5月24日~6月7日/クレーコート)の男子シングルス1回戦で、ワイルドカード(主催者推薦枠)を得て参戦したモイーズ・クアメ(フランス)が2014年USオープン優勝者で元世界ランク3位のマリン・チリッチ(クロアチア)を7-6(4) 6-2 6-1で倒して四大大会本戦白星デビューを飾った。

 すべてサービスキープで突入したタイブレークを制して第1セットを先取したクアメは3-2から2度連続でブレークに成功して第2セットも奪取し、第3セット1-1から最後の5ゲームを連取して2時間38分でキャリア最大の勝利をもぎ取った。

 第1セット4-5で15-40のピンチを迎えたクアメは冷静さを保ってラリー戦で相手のミスを引き出し、何とかキープした末に持ち込んだタイブレークを勝ち取ったことで勢いに乗った。

 パリ生まれパリ育ちのクアメは3月6日に17歳の誕生日を迎えたばかりで、現在は元世界ランク7位で昨年の同大会を最後に現役生活を終えたリシャール・ガスケ(フランス)の指導を受けている。

「感動で胸がいっぱいだ。初めての経験だったからどうなるかまったく予想できなかった。もちろん可能な限り準備を整えるためにしっかり練習してきたけど、皆さんの応援が凄く力になった」とクアメは試合後のオンコートインタビューで語った。

「(第1セット4-5のピンチでは)スコアのことはあまり考えず、目の前のことに集中することができた」

 クアメは次のラウンドで、第20シードのキャメロン・ノリー(イギリス)が6-7(7) 0-2とリードされた時点で棄権したため勝ち上がったアドルフォ ダニエル・バレホ(パラグアイ)と対戦する。

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写真◎Getty Images

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