世界1位に向けたルバキナの挑戦は2回戦で終了、スタロドゥブツェワが大金星 [フレンチ・オープン]

写真はユリア・スタロドゥブツェワ(ウクライナ)(Getty Images)


 シーズン2つ目のグランドスラム大会「フレンチ・オープン」(フランス・パリ/本戦5月24日~6月7日/クレーコート)の女子シングルス2回戦で、第2シードのエレーナ・ルバキナ(カザフスタン)がユリア・スタロドゥブツェワ(ウクライナ)に6-3 1-6 6-7(4-10)で敗れる番狂わせが起きた。

 第1セット終盤からリズムを掴み始めたスタロドゥブツェワは5-0とリードした第2セットを取り返すと第3セットでも2度連続で相手のサービスゲームを破って3-0とし、何とか追いついて10ポイントタイブレークに持ち込んだルバキナが最初のマッチポイントで放ったフォアハンドがアウトとなって2時間28分の激闘に終止符が打たれた。

 全体的にミスが多かったルバキナは相手を10本上回る23本のウィナーを決めたが、3倍以上となる71本のアンフォーストエラー(スタロドゥブツェワは36本)を犯した。

 同大会に8年連続出場となる26歳のルバキナは、2021年と24年のベスト8が最高成績。昨年の大会に第12シードで臨んだルバキナは前哨戦のストラスブール(WTA500/クレーコート)からマッチ7連勝で勝ち進んだが、4回戦でイガ・シフィオンテク(ポーランド)に6-1 3-6 5-7で逆転負けを喫していた。

 クレーコートシーズンに3大会でプレーしたルバキナは4月のシュツットガルト(WTA500)で2年ぶりの優勝を飾っており、9勝2敗の戦績で今大会を迎えていた。

 1月のオーストラリアン・オープン(オーストラリア・メルボルン/ハードコート)で2度目のグランドスラム制覇を果たしたルバキナは今大会でタイトルを獲得すればアーニャ・サバレンカ(ベラルーシ)を抜いて世界ナンバーワンの座に就くことができたが、今回は叶わなかった。

 キャリア最大の勝利を挙げたスタロドゥブツェワは次のラウンドで、第26シードのヘイリー・バティスト(アメリカ)が第1セット4-5からのレシーブゲーム(40-40)で左脚を痛めるアクシデントに見舞われて棄権したため勝ち上がった予選勝者のワン・シユ(中国)と対戦する。

 そのほかの試合では第8シードのミルラ・アンドレエワ(ロシア)、第10シードのカロリーナ・ムチョバ(チェコ)、第18シードのソラナ・シルステア(ルーマニア)、第27シードのマリー・ブーズコバ(チェコ)、ソラナ・シエラ(アルゼンチン)、ジル・タイヒマン(スイス)が3回戦に駒を進めた。

 2024年大会準優勝者で第13シードのジャスミン・パオリーニ(イタリア)はシエラに6-3 4-6 3-6で逆転負けを喫し、2回戦で姿を消した。3回戦ではアンドレエワがブーズコバと、ムチョバがタイヒマンと、シルステアはシエラと顔を合わせる。

※名前の左に付いている数字はドロー番号、[ ]数字はシード順位、Qは予選勝者

大会4日目◎5月27日|主な試合結果

女子シングルス2回戦

○97ミルラ・アンドレエワ(ロシア)[8] 3-6 6-1 6-1 ●99マリーナ・バソルス リベラ(スペイン)[Q]

○104マリー・ブーズコバ(チェコ)[27] 6-0 7-6(3) ●101フランチェスカ・ジョーンズ(イギリス)

○106ジル・タイヒマン(スイス)7-5 6-4 ●107マグダレナ・フレッヒ(ポーランド)

○112カロリーナ・ムチョバ(チェコ)[10] 6-2 6-2 ●109カミラ・ラヒモワ(ウズベキスタン)

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○116ソラナ・シエラ(アルゼンチン)3-6 6-4 6-3 ●113ジャスミン・パオリーニ(イタリア)[13]

○120ソラナ・シルステア(ルーマニア)[18] 6-3 6-0 ●118エバ・リス(ドイツ)

○124ワン・シユ(中国)[Q] 5-4 Ret. ●121ヘイリー・バティスト(アメリカ)[26]

○126ユリア・スタロドゥブツェワ(ウクライナ)3-6 6-1 7-6(10-4) ●128エレーナ・ルバキナ(カザフスタン)[2]

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写真◎Getty Images

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