優勝すれば世界1位だったルバキナが2回戦で敗れる番狂わせ「アンフォーストエラーが多すぎた」 [フレンチ・オープン]

写真は2回戦敗退に終わったエレーナ・ルバキナ(カザフスタン)(Getty Images)


 シーズン2つ目のグランドスラム大会「フレンチ・オープン」(フランス・パリ/本戦5月24日~6月7日/クレーコート)の女子シングルス2回戦で、第2シードのエレーナ・ルバキナ(カザフスタン)がユリア・スタロドゥブツェワ(ウクライナ)に6-3 1-6 6-7(4-10)で敗れる番狂わせが起きた。

 第1セット終盤からリズムを掴み始めたスタロドゥブツェワは5-0とリードした第2セットを取り返すと第3セットでも2度連続で相手のサービスゲームを破って3-0とし、何とか追いついて10ポイントタイブレークに持ち込んだルバキナが最初のマッチポイントで放ったフォアハンドがアウトとなって2時間28分の激闘に終止符が打たれた。

 全体的にミスが多かったルバキナは相手を10本上回る23本のウィナーを決めたが、3倍以上となる71本のアンフォーストエラー(スタロドゥブツェワは36本)を犯した。

「正直なところ、言葉では言い表せない。本当にうれしい」とスタロドゥブツェワは試合後のオンコートインタビューで語った。

「エレーナはトッププレーヤーのひとりで、素晴らしいシーズンを過ごしている。自分が今日やってのけたことを凄く誇りに思う。第3セットは厳しい戦いだったけど、やり遂げることができたわ」

 キャリア最大の勝利を挙げたスタロドゥブツェワは2年連続となる3回戦で、第26シードのヘイリー・バティスト(アメリカ)が第1セット4-5からのレシーブゲーム(40-40)で左脚を痛めるアクシデントに見舞われて棄権したため勝ち上がった予選勝者のワン・シユ(中国)と対戦する。

 1月のオーストラリアン・オープンで2度目のグランドスラム制覇を果たしたルバキナは今大会でタイトルを獲得すればアーニャ・サバレンカ(ベラルーシ)を抜いて世界ナンバーワンの座に就くことができたが、今回は叶わなかった。

「残念だわ。大会前はいい準備ができたし、練習でも調子がよかったから…」とルバキナは試合後の記者会見で悔しさを滲ませた。

「今日のパフォーマンスはかなり悪かった。アンフォーストエラーが多すぎたし、あまりフィーリングがよくなかった。何とかしようとしたけど、残念ながらうまくいかなかった」

 暑さの影響について聞かれたルバキナは、「フィジカル的にそこまできつかったという訳ではない。でも確かにエネルギーが足りなくて正しいバランスでボールに入ることができていなかった」と答えた。

「暑さそのものというより、ボールの飛び方や天候がボールに与える影響が大きいのだと思う。暑さがフィジカルに影響したというより、うまくバランスを取れなくて適切なショットを打つことができなかった」

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写真◎Getty Images

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