コスチュクが史上初となるウクライナ人対決のグランドスラム準々決勝で先輩のスビトリーナに勝利「この試合をウクライナの人々に捧げたい」 [フレンチ・オープン]

写真は準々決勝勝利後のオンコートインタビューを始める前に涙を流したマルタ・コスチュク(ウクライナ)(Getty Images)


 シーズン2つ目のグランドスラム大会「フレンチ・オープン」(フランス・パリ/本戦5月24日~6月7日/クレーコート)の女子シングルス準々決勝で第15シードのマルタ・コスチュク(ウクライナ)が自国の先輩である第7シードのエリナ・スビトリーナ(ウクライナ)を6-3 2-6 6-2で振りきり、四大大会で初のベスト4進出を果たした。

 ワンブレーク差で第1セットを先取したコスチュクは第2ゲームでサービスダウンを喫して第2セットを取り返されたが、第5ゲームまでブレークが続いた第3セット2-2から最後の4ゲームを連取して1時間49分で勝利をもぎ取った。

 グランドスラム大会の準々決勝がウクライナ人対決となったのは初めてで、コスチュクはロラン・ギャロスの同種目で4強入りした初のウクライナ人選手となった。

 スビトリーナは他の四大大会ではすべて準決勝に進出した実績を持っているが、全仏の準々決勝では6戦未勝利となっている。

 今シーズンのクレーコート無敗で4月のルーアンと5月のマドリッドでタイトルを獲得したコスチュクはキャリア最長の連勝(ビリージーンキングカップを含む)を「17」に伸ばし、先月のローマで8年ぶり3度目の優勝を飾って今大会を迎えていたスビトリーナは連勝が「10」でストップした。

 試合後のオンコートインタビューを始める前に涙を流したコスチュクは、「ウクライナ、特にキーウではまたも非常に辛い夜となり、多くの人が命を落としました。この試合をウクライナの人々、そして彼らの不屈の精神に捧げたいと思います」と語った。

「そしてもちろんエリナと彼女がウクライナのテニス界や私を含むウクライナ人たちに与えた計り知れない影響について言及したいと思います。彼女は信じられないようなファイターです。私は準決勝に進出できてうれしいですが、この素晴らしい試合をプレーしてくれた彼女に改めて感謝したいと思います」

 コスチュクは次のラウンドで、第18シードのソラナ・シルステア(ルーマニア)を6-0 6-3で破って勝ち上がった第8シードのミルラ・アンドレエワ(ロシア)と対戦する。

 ふたりは過去2戦してコスチュクが2勝しており、クレーコートではマドリッドの決勝でプレーしてコスチュクが6-3 7-5で勝っている。

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写真◎Getty Images

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