第1セット2-5から主導権を握ったズベレフが19歳ホダルをストレートで退け悲願のグランドスラム制覇へ“マジック2”「このまま進み続けたい」 [フレンチ・オープン]

写真は2年ぶり5度目の4強入りを決めたアレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)(Getty Images)


 シーズン2つ目のグランドスラム大会「フレンチ・オープン」(フランス・パリ/本戦5月24日~6月7日/クレーコート)の男子シングルス準々決勝で第2シードのアレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)が第27シードのラファエル・ホダル(スペイン)を7-6(3) 6-1 6-3で退け、2年ぶり5度目のベスト4進出を決めた。

 2-5から挽回して追いついたズベレフはタイブレークの末に第1セットを先取し、主導権を握った続く2セットで2度ずつ相手のサービスゲームを破って2時間25分で試合を締めくくった。

 4月に開催されたATP250のマラケシュでツアー初タイトルを獲得した19歳のホダルはクレーコートシーズン4大会15勝3敗の好成績をおさめ、トップ30デビューを果たしてシード選手として今大会を迎えていた。

「難しかった。彼(ホダル)は第1セットで完璧なリズムに乗っており、僕はそうじゃなかった。僕のショットは短く、かなり守備的になっていた。屋根が閉じたコンディションはまったく違う。ボールが高く弾まなくなるから重いトップスピンはあまり効果がなく、少しフラット気味に打つ必要があった」とズベレフは試合後のオンコートインタビューで語った。

「彼は素晴らしいプレーをしていて、第1セット序盤は圧倒されていたけど何とか挽回した。彼が(5-3からの)サービスゲームで少し緊張した様子を見せたから僕はそのチャンスをうまくものにし、そのあとはいい展開に持ち込むことができたよ」

 ディフェンディング・チャンピオンのカルロス・アルカラス(スペイン)が右手首のケガで欠場した大会で優勝候補筆頭だった第1シードのヤニク・シナー(イタリア)が2回戦で敗れたあと前年の大会で自分に勝った第3シードのノバク・ジョコビッチ(セルビア)も敗退し、大きな消耗もなく順調に勝ち進んでいるズベレフには悲願のグランドスラム制覇が手の届くところまで迫っている。

「もちろん僕はこのまま進み続けたいし、大会に留まっていたい。目の前の試合に勝つことが目標だ」とズベレフは気を引き締めた。

「今日は非常に非常に手強い相手に対する試練だったけど、何とか勝ちきることができた。もちろん準決勝に勝ち進めてうれしいけど、今はそれだけだ」

 ズベレフは次のラウンドで、第28シードのジョアン・フォンセカ(ブラジル)を6-4 6-3 7-6(3)で破って勝ち上がった第26シードのヤクブ・メンシク(チェコ)と対戦する。

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写真◎Getty Images

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