勝利目前から崩壊、サバレンカが準々決勝でショッキングな逆転負け「メンタル的に立ち直ることができなかった」 [フレンチ・オープン]

写真は準々決勝で第2セット5-3から逆転負けを喫したアーニャ・サバレンカ(ベラルーシ)(Getty Images)


 シーズン2つ目のグランドスラム大会「フレンチ・オープン」(フランス・パリ/本戦5月24日~6月7日/クレーコート)の女子シングルス準々決勝で、第1シードのアーニャ・サバレンカ(ベラルーシ)が第25シードのディアナ・シュナイダー(ロシア)に6-3 5-7 0-6で逆転負けを喫した。

 ワンブレーク差で第1セットを先取したサバレンカは第2セットも5-3までリードしたが、追い込まれたシュナイダーがそこから最後の10ゲームを連取して1時間57分で世界ナンバーワンに対する金星をもぎ取った。

 大会初優勝を目指していた28歳のサバレンカは昨年の決勝で70本のアンフォーストエラーを犯してココ・ガウフ(アメリカ)に7-6(5) 2-6 4-6で惜敗していたが、今日の試合でも57本の凡ミスで墓穴を掘ってしまった。

 シュナイダーは次のラウンドで、第22シードのアンナ・カリンスカヤ(ロシア)を7-6(3) 6-3で破って勝ち上がった世界ランク114位で予選勝者のマヤ・フワリンスカ(ポーランド)と対戦する。

 3月にハードコートのWTA1000シリーズで『サンシャイン・ダブル(インディアンウェルズとマイアミの連続制覇)』を達成したサバレンカはクレーコートの前哨戦2大会でプレーしたが、優勝争いには絡めず4勝2敗の戦績で今大会を迎えていた。

 ショッキングな敗戦後に臨んだ記者会見で「何も考えられないし、何の感情も沸かない。今すぐテニスを止めてしまいたい」と呟いたサバレンカは、「でも数日後にはメンタル的に立ち直っているよう願っている」と言葉を続けた。

「第2セットではかなりチャンスがあったと感じている。私が台無しにしてしまい、そこから彼女(シュナイダー)が素晴らしいプレーをした。第2セット以降はメンタル的に立ち直ることができなかったように思う。それが最大のミスだった…」

「最後に10ゲームを連続で取られたのがいつだったか思い出せない。メンタル的に凄く落ち込んでしまい、そこから立ち直れなかった」

 2024年10月に世界ナンバーワンの座を取り戻してから君臨し続けているサバレンカはグランドスラム大会優勝歴4度(2023~24年全豪&24~25年全米)を誇っているが、ハードコート以外のタイトルはまだない。

「私はクレーコートでもグラスコートでもいいテニスができると感じている。もしかしたらグランドスラム大会で一度も優勝したことがないという事実に囚われてしまっているのかもしれない」とサバレンカは話した。

「これについては一度立ち止まって解決策を見つけなければならないと思う。感情的になり過ぎたことが原因の敗戦が続いていて本当にうんざりしているから…」

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写真◎Getty Images

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