フィスがティアフォーを倒して初のマスターズ制覇「大きな意味がある」 [シンシナティ・オープン]

写真はキャリア最大のタイトルを獲得したアルトゥール・フィス(フランス)(Getty Images)


 ATPツアー公式戦「シンシナティ・オープン」(ATP1000/アメリカ・オハイオ州シンシナティ/8月13~23日/賞金総額941万5725ドル/ハードコート)の男子シングルス決勝で、第21シードのアルトゥール・フィス(フランス)が第17シードのフランシス・ティアフォー(アメリカ)を6-3 1-6 6-0で振りきりチャンピオンに輝いた。

 22歳のフィスがATPツアーでタイトルを獲得したのは4月のバルセロナ以来でキャリア5度目(シングルスのみ、準優勝2回)だが、ATPマスターズ1000大会では2度のベスト4(2026年マイアミ&マドリッド)がこれまでの最高成績だった。

 第2ゲームでブレークしたリードを守って第1セットを先取したフィスは2度サービスダウンを喫して第2セットを取り返されたが、トイレ休憩を取って気持ちを切り替えた第3セットでは1ゲームも落とさず1時間28分で勝利を決めた。

 地元優勝を目指していた28歳のティアフォーがマスターズ決勝の舞台でプレーしたのは、ヤニク・シナー(イタリア)に6-7(4) 2-6で敗れた2年前の同大会以来でキャリア2度目だった。

「最高の気分だ。たくさん練習してきたし、いろんなことで多くの犠牲を払ってきた。ケガもあったしね。このようなタイトルを獲ることができたのは僕にとって大きな意味がある」とフィスは試合後に語った。

「厳しい試合だった。序盤は凄く好調だったのに、第2セットで少し集中力を失ってしまった。彼は素晴らしいプレーをしてプレッシャーをかけてきた。僕はトイレ休憩のときに鏡に映った自分を見て『負けたとしてもこれ以上悪くなることはない。戦って勝つ方法を見つけ出すんだ』と言い聞かせたんだ」

 背中の疲労骨折で約8ヵ月の戦線離脱を強いられたフィスは2月に復帰したあと今季の戦績を32勝10敗とし、ランキングの動向をリアルタイムで伝えるATPライブランキングで自己最高の11位に浮上した。

 先に行われたダブルス決勝ではオルランド・ルズ/ラファエル・マトス(ともにブラジル)がコンスタンティン・フランツェン(ドイツ)/ロビン・ハッサ(オランダ)とのノーシード対決を6-4 3-6 [10-7]で制し、モントリオールに続くマスターズ制覇を果たした。


男子ダブルス優勝のオルランド・ルズ(ブラジル/左)とラファエル・マトス(ブラジル)(Getty Images)

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写真◎Getty Images

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