マレーがシングルス復帰戦に惜敗、1時間36分を戦い抜く [ウェスタン&サザン・オープン]

 第1シードのノバク・ジョコビッチ(セルビア)、第3シードのロジャー・フェデラー(スイス)は本戦ドローにとどまっている。双方にとって、これは史上最高の試合のひとつとみなされたウインブルドン決勝での5セットマッチ以来の大会となる。

 しかし、ビッグ3のもうひとりのメンバーで日曜日にモントリオールで優勝を遂げたばかりのラファエル・ナダル(スペイン)は、疲労を理由に出場を取り消した。

 ガスケは次の2回戦で、第4シードのドミニク・ティーム(オーストリア)と対戦する。

 また立見席のみのグランドスタンドの観客の前で、ニック・キリオス(オーストラリア)はロレンツォ・ソネゴ(イタリア)を7-5 6-4で倒し、2回戦に駒を進めた。キリオスは次のラウンドで第8シードのカレン・ハチャノフ(ロシア)と対戦する。

 第14シードのマリン・チリッチ(クロアチア)はラドゥ・アルボット(モルドバ)に敗れ、今大会で敗退した最初のシード選手となった。アルボットはチリッチを6-4 7-6(6)で下した。

 そのほかの試合では、ワイルドカードで出場したサム・クエリー(アメリカ)がピエール ユーグ・エルベール(フランス)に7-6(2) 7-6(1)で競り勝ち、2回戦に駒を進めた。

 第12シードのボルナ・チョリッチ(クロアチア)と身長210cmのライリー・オペルカ(アメリカ)の試合は、チョリッチが6-4 3-6 4-3とわずかにリードしていたところで雨のため翌日に持ちこされた。

 予選を勝ち上がった日本の西岡良仁(ミキハウス)は1回戦でジョーダン・トンプソン(オーストラリア)との2時間23分の競り合いを7-5 5-7 6-4で制し、第6シードの錦織圭(日清食品)が待つ2回戦へ進んだ。23歳で77位の西岡と29歳で5位の錦織、両者はツアー初対戦となる。(C)AP(テニスマガジン)

※写真はシングルス復帰戦を戦ったアンディ・マレー(イギリス/左)と対戦相手のリシャール・ガスケ(フランス)
MASON, OHIO - AUGUST 12: Andy Murray of Great Britain (L) shakes hands with Richard Gasquet of France after losing in straight sets during Day 3 of the Western and Southern Open at Lindner Family Tennis Center on August 12, 2019 in Mason, Ohio. (Photo by Rob Carr/Getty Images)

続きを読むには、部員登録が必要です。

部員登録(無料/メール登録)すると、部員限定記事が無制限でお読みいただけます。

いますぐ登録

Pick up

Ranking of articles