ラヨビッチが予選勝者バラージュを倒し、ツアーのシングルスで初タイトルを獲得 [プラバ・ラグナ・クロアチア・オープン・ウマグ]

ATPツアー公式戦の「プラバ・ラグナ・クロアチア・オープン・ウマグ」(ATP250/クロアチア・ウマグ/7月15~21日/賞金総額58万6140ユーロ/クレーコート)のシングルス決勝で、第4シードのドゥサン・ラヨビッチ(セルビア)が予選勝者のアッティラ・バラージュ(ハンガリー)を7-5 7-5で倒し、優勝を果たした。試合時間は1時間50分。

 4月のモンテカルロ(ATP1000/クレーコート)以来となる決勝だった29歳のラヨビッチは、シングルスでのATPツアー初タイトルを獲得した。ダブルスでのラヨビッチは、ラドゥ・アルボット(モルドバ)とのコンビで2015年5月にイスタンブール(ATP250/クレーコート)で1勝を挙げていた。

 この結果でラヨビッチは、バラージュとの対戦成績を2勝2敗のタイに追いついた。前回の対戦は2017年4月のブダペスト(ATP250/クレーコート)の予選で、バラージュが6-1 1-6 6-4で勝っていた。

 今大会でのラヨビッチは、初戦となった2回戦でアンドレイ・ルブレフ(ロシア)を6-4 6-3で、準々決勝ではアルヤズ・ベデネ(スロベニア)を5-7 6-3 6-3で破り、準決勝は予選から勝ち上がってきたサルバトーレ・カルーゾ(イタリア)の途中棄権で決勝進出を決めていた。

 世界ランクの自己最高が153位でグランドスラム本戦出場経験のない30歳のバラージュは、2012年4月のブカレスト(ATP250/クレーコート)でのベスト4が過去のツアーでの最高成績だった。

※写真はフレンチ・オープンでのドゥサン・ラヨビッチ(セルビア)
PARIS, FRANCE - JUNE 01: Dusan Lajovic of Serbia serves during his mens singles third round match against Alexander Zverev of Germany during Day seven of the 2019 French Open at Roland Garros on June 01, 2019 in Paris, France. (Photo by Adam Pretty/Getty Images)

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